月経・PMS
吸水ショーツ、月経カップ、月経管理アプリ、PMS緩和など
女性のライフステージには「生理・月経」「妊活・妊よう性」「妊娠期・産後」「プレ更年期・更年期」など、それぞれの段階で体や体調の変化に伴う健康への課題が存在します。
その課題にまっすぐ向き合い、現代のテクノロジーを駆使してケアする製品やサービス全般が『Femtech(フェムテック)』。Female(女性)と
Technology(テクノロジー)をかけ合わせた造語。同じくフェムケア(Femcare)も「Female(女性)」と「care(ケア)」を組み合わせた造語です。
これまで女性が声を上げにくかった体の悩みや生きづらさに寄り添い、解決のために、進化する高度テクノロジー(Tec)の力を利用したアイテムやツールが提供されています。
吸水ショーツ、月経カップ、月経管理アプリ、PMS緩和など
妊よう性検査、卵子凍結サービス
妊娠期ケア、つわり緩和、産褥期・授乳期ケア、搾乳機など
更年期ケア用品など
デリケートゾーンケア、各種検査サービス(乳がん、子宮頸がん)
デリケートゾーングッズ、潤滑剤、膣トレグッズなど
女性が一生を通じて、心身に大きな影響を受ける「女性ホルモン」。
じつは女性ホルモンの分泌が年齢に応じて変化すると、ライフステージごとに、かかりやすい病気や症状が違ってきます。さらに働き続ける女性が増加している現代は、新しい女性の健康課題も生まれているのです。
下の図で、横軸は女性の年齢、縦軸は女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量を表し、中にはライフイベントや罹りやすい病気や症状が配置されています。
出典:「働く女性の心とからだの応援サイト」(厚労省)
現代女性は妊娠・出産の機会が減っているため、昭和初期に比べて月経回数が9倍~10倍に。思春期から性成熟期にかけ、月経や女性ホルモンの分泌の多さから生じる月経痛・PMS・子宮内膜症・子宮筋腫といった病気や症状が増えていると言われています。
また更年期になると、女性ホルモンの減少による症状が多くなり、肩こり・ホットフラッシュ・動悸・睡眠障害など、更年期によるさまざまな不調を感じる人が増加します。
PMSは月経前3~10日の間に生じる不調です。
主な症状は、腹部緊満感・肩こり・頭痛・むくみ・体重増加・便秘・乳房緊満感といった「身体的症状」と、イライラ感・怒りやすい・無気力・集中力低下といった「精神的症状」。
イライラが高じて夫や子ども、身近なひとやパートナーに当たってしまい、家族間や仕事場の人間関係に悩んだりしていませんか?
ある程度なら誰にもある「ゆらぎ」…しかしPMSの場合、症状は排卵以降月経まで、長く強く続きます。じつに2~10%の女性が、20歳前半から閉経まで、PMSの症状に悩まされるといわれているのです。
原因は女性ホルモンの変動が関わっていると考えられていますが、まだ明確ではありません。神経伝達物質のセロトニン・プロスタグランジン・食事・ライフスタイルなど、さまざまな説があります。
まずは対処しやすくするために、症状日記をつけ、生理周期を理解し把握しましょう。
PMSの症状が出るときの自分のリズムを知って、調子の悪い時期に気分転換やリラックスする「やりすごし方」を見つけていくのです。
他に対処治療として、カルシウムやマグネシウムなどのサプリメント摂取や、適度な運動が推奨されています。カフェイン・糖分や塩分・アルコール・喫煙は控えたほうがよいとも言われています。
現在300種類以上の治療が試みられていますが、残念ながら明確な治療法は確立されていません。
漢方薬はPMS治療に向いており、個人の証(症状や体質)に合わせて使用します。
むくみに対しては「五苓散」、しつこい便秘や腹部の張った感じには「桃核承気湯」、その他に「加味逍遥散」「当帰芍薬散」「女神散」「抑肝散」がよく選択されています。
PMSの症状をスケジュール帳や日記に書き込んでみましょう。不快な症状があらわれる時期に気づくので、仕事を調整したり、PMSに対する心構えなど、自分に合った対処法を見つけることができます。
卵巣の活動性は年齢とともに次第に消失し、ついに月経が永久に停止した状態「閉経」が訪れます。閉経は最後の月経から、1年以上月経がない状態で判断します。
閉経の前後の約5年、10年の期間が「更年期」です。日本人の平均閉経年齢は50.5歳ですが、個人差が大きく、早い人では40歳台前半、遅い人では50歳台後半と幅があります。
更年期は卵巣機能の低下にともない、女性ホルモンも大きくゆらぎながら低下するため、病気が原因ではないさまざまな症状があらわれます。ホルモンバランス以外にも、性格・体質・環境などさまざまな要因が、複合的に関係しているようです。
更年期障害の症状は個人差が大きいのも特徴です。代表的な症状は上半身ののぼせ・ほてり・発汗が生じる「ホットフラッシュ」。
しかし他にも「疲れやすい」「肩こり・腰痛・手足の痛み」「腰や手足が冷えやすい」「怒りやすく、すぐイライラする」「寝付きが悪い、眠りが浅い」など、じつに多くの症状が報告されています。
出典:「働く女性の心とからだの応援サイト」(厚労省)
他の病気の可能性もあるため、自分だけで「更年期障害だ」と判断するのは禁物です。必ず病院で検査を。
診断がついた場合、主な治療としてホルモン補充療法(HRT)が挙げられます。減少したエストロゲンを少量補充(子宮がある場合はプロゲステロンも投与)する療法です。
HRTに用いるホルモン剤は、飲み薬、貼り薬、塗り薬などいくつかのタイプや投与法があるため、主治医とよく話し合い、自分に合った最適な治療法を選択します。健康保険が適応されるので、自己負担が少なく治療できるでしょう。
簡単にできるセルフケアなら、通気性の良い衣類を着るようにして、涼しい部屋で休みましょう。また、ストレスや辛いものなどの刺激物も避けましょう。
他にも、食生活、運動、サプリメント、市販の医薬品、香りでのケアも有効です。
生理中の経血漏れやムレ…心配しながら、我慢しながら生活していませんか?
経済産業省が働く女性を対象に、仕事において生理で困った経験があるか調査したところ、約8割の女性が「仕事において生理で困った経験がある」と回答。「経血が漏れていないか心配になる」「生理用品を交換する時間がない」との声が多く寄せられました。
長時間の会議や替えに行く時間がなく、におい、漏れ、ムレで悩む女性は少なくないでしょう。
日本で1961年にナプキンが医薬部外品に指定されて以来、生理用品の主流はずっとナプキン。しかし時代とともに変わり続ける女性の悩みを解決するため、新しい生理用品として吸水ショーツ、月経カップなどフェムテック商品が広がっています。
月経の不調やイライラなど、月の1/4以上を生理に支配されている女性の身体。自分に合った対策やアイテムをみつけて、体調面だけでなく快適に過ごすために、自分の体が喜ぶアイテムでケアを探してみてみませんか?
吸水ショーツとは、吸水性や消臭効果のある布などを何層か重ねた構造で、ショーツ自体が水分を吸収するアイテム。
使い方はとっても簡単!ナプキンやタンポンは不要で、吸水ショーツをはくだけです。
ナプキンやタンポンで感じていたゴワつきやムレを感じにくいため、月経中も快適に過ごせます。もちろん交換いらず。一日中はいたまま、安心で快適です。
ショーツの洗い方は、洗濯洗剤もしくはぬるま湯で予洗いし20分ほど漬けておきます。その後、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗ってください。乾燥機は使用せず、裏返して内側(吸水面)を表にして干し、自然乾燥でお手入れを。
使い捨ての発想から、環境と女性の身体への"優しさ"に焦点をあてた生理用品がサニタリーカップ。ナプキン、タンポンに続く「第3の生理用品」として、いま世界中で女性たちに使われはじめています。
使い捨てずに数年間使えて、多い日で3から5時間、量が少ない日なら最大12時間の連続使用が可能に。月経時のムレやにおいが大きく軽減されるため、一度使うと月経のイメージがまるで変わるような快適さです。
医療用シリコンなど身体に安全でやわらかい、透明な素材で作られており、繰り返し洗って使えます。
月経カップは、膣に挿入して経血をためていき、経血がたまったころに取り出して捨て、洗って再び装着します。取り出す際に自分の経血量が確認できるため、体調の変化に気づきやすいメリットも注目されています。
ムズムズを感じたとき、自分のデリケートゾーンの状態を、きちんと確認していますか?
過度なダイエットやアルコール、カフェイン、糖質の過剰摂取…さまざまな原因からデリケートゾーンは乾燥します。
そして誰にも訪れる「加齢」も、乾燥の大きな原因です。
年齢とともに女性ホルモンの減少し、同時に水分の保湿量も減少。肌や粘膜のみずみずしさが失われ、デリケートゾーンにも影響します。
デリケートゾーンの正しいケアは、不快感の軽減だけでなく、トラブルの予防改善につながります。いままで目をそらしていたストレスにきちんと向き合えば、日常生活はより快適に。年齢を重ねてからでも遅くはありません。
すぐできる外側からのケアなら、毎日のバスタイム・スキンケアタイムにデリケートゾーン専用アイテムを取り入れてみませんか。
大切な善玉菌を残して、不快感は残さない。2つの働きを叶える洗浄料。
精油の香りで心地よく、低刺激で快適に。
みずみずしいうるおいが広がり、肌環境まで整える。本来の心地いいデリケートゾーンへ。
心地よさはもちろん、ふっくらハリとしなやかさも。
健やかに保ち、クリアな肌に導くオイル美容液。
滑らかな使い心地でうるおいを届ける新しいアプローチ。
あきらめていた不快感、うるおい不足にも。
肌は加齢とともに保湿機能が衰え、うるおいを保てなくなり、さまざまな変化とトラブルに見舞われます。
肌と外見の変化は生きている限り、どうしても避けられません。一般的に30歳前後をピークとして肌代謝が落ち始め、多くのひとが肌の不調を感じ始めます。
「乾燥が気になり始めた」「顔の色が暗くなった」「フェイスラインが変わった」などの変化を感じたら、それは外見上が"衰えはじめ"の年ごろかも。
そろそろエイジングケアを意識してみませんか?
エイジングケアとは、年齢とともに変化し続ける現在の肌状態にあわせ、健康的な肌を保つためのお手入れです。
肌にダメージを与え変化を引き起こす主な原因「紫外線・酸化・乾燥」のきめ細やかなケアとともに、ケアに適した成分を配合した化粧品などを取り入れましょう。
同時に運動習慣・バランスのよい食生活・質の良い睡眠が保てるライフスタイルなど、生活習慣全体の見直しも大切です。
毛穴汚れを正しく落としお肌にうるおいを。
しっかり落とすのにつっぱらない、しっとりした洗い上がり。
しっとり濃密、ハリまで与える化粧水。
シミ、そばかすを防いで 透き通るような肌へ
ハリ弾力クリーム 乾燥が気になる時期や、特に乾燥が気になる方に。
ハリ弾力クリーム(しっとりタイプ)こっくり濃厚な、使い心地がお好きな方に
美しい、ピンとしたハリのある目もとへ。
シミ増殖サイクルに着目した、年齢肌のための美容液。