精油の活用方法、つまりアロマセラピーの楽しみ方には様々な方法があります。 部屋の中に香りを拡散する芳香浴、風呂のお湯に精油を垂らすアロマバス、蒸気を吸い込む吸入、布に精油を含ませて体に当てる湿布、マッサージ…など、ライフスタイルや好みに合わせ、あなたの生活に取り入れやすい方法から試してみましょう。
全身浴
浴槽にお湯を張り、精油を2滴から10滴垂らして混ぜてから肩まで浸かります。立ち上がる蒸気の香りを楽しみながら入りましょう。 全身を温めることで血液循環も良くなります。
半身浴
浴槽に少なめにお湯を張り、精油を2滴から7滴垂らして混ぜ、みぞおち辺りまで浸かります。心臓などへの負担が少ないため、長時間の入浴が楽しめる方法です。
足浴
バケツなどに、ふくらはぎまで浸かる程度のお湯を入れ、精油を3滴から4滴垂らして混ぜ、約15分足をつけます。
お風呂に入れないときも、足浴するだけですっきりします。
手浴
洗面器に手首がつかる程度のお湯を入れ、精油を3滴から4滴垂らして混ぜ、約15分手をつけます。手荒れが気になる際や、下半身を温めたい場合におすすめです。
お肌の弱い方
※精油の中には皮膚刺激を感じるものがあります。肌の弱い方や刺激が気になる方は、天然塩・はちみつ・牛乳それぞれ大さじ1から2などに精油を混ぜて、お湯に入れた方が刺激が軽減され安心して浸かれるでしょう。
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COLUMN
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