精油の活用方法、つまりアロマセラピーの楽しみ方には様々な方法があります。 蒸気を吸い込む吸入、部屋の中に香りを拡散する芳香浴、風呂のお湯に精油を垂らすアロマバス、布に精油を含ませて体に当てる湿布、マッサージ…など、ライフスタイルや好みに合わせ、あなたの生活に取り入れやすい方法から試してみましょう。
吸入
吸入は、精油の揮発成分を身近にある道具を使い、深呼吸して体内へ吸い込む方法です。 主に風邪の予防や、呼吸系のトラブル、吐き気を抑えたいとき、気分転換したいときなどに役立ちます。
- 01マグカップ
- 02マスク
- 03ティッシュやコットン
マグカップ
マグカップに熱いお湯を入れ、精油を2から4滴垂らし、立ち昇る蒸気に鼻に近づけて香りを嗅ぎます。
注意
※精油を垂らした直後に、顔を近づけて香りを含んだ蒸気を一気に吸い込むと、むせる場合があります。また精油を混ぜたお湯を飲まないように、自分自身も周りの人にも、十分注意してください。
マスク
マスクの外側(つけた時に下の角になる部分)に、精油を1滴垂らし、マスクをつけて香りを楽しみます。
注意
※精油をつけた部分に肌が密着しないよう注意してください。
ティッシュやコットン
ティッシュやコットンに、精油を2滴から4滴垂らし、鼻に近づけて香りを嗅ぎます。
温湿布
主に体を温めたいとき。血液の循環を良くしたいときなどに使います。 冷めてきたらもう一度お湯につけ、作り直しましょう。
冷湿布
主に体を冷やしたいとき、炎症を起こしているときなどに使います。体温で温かくならないように、保冷剤を乗せると良いでしょう。
注意
※痛みがある場合はまず医師の診断を受けてください。また体の気になる部分に当てて使用しますが、顔には当てないようにしてください。
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COLUMN
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