香りのほんとうの魅力に気づいた人が、たどり着く場所

最初はオイルが気化して香りの拡散を楽しむ、小さな木製ディフューザーで満足していた。香るのは私が気づく範囲だけだから、オフィスのデスクの隅に置いて、お気に入りのアロマオイルをその日の気分でたらーりして、楽しむ、私だけの小さな幸せ。
次に試してみたのは、水に混ぜて超音波で拡散させるディフューザー。すぐに優しい部屋いっぱいに香りが広がって、とってもいい。でも、毎日水をいれたり、3日に1度はお手入れが必要なのが、おおざっぱな私にはちょっとネック。他にもルームフレグランス・アロマポット・キャンドル…その時の流行りにもあわせて、いろいろ試してみたけれど…。

いろいろ回り道したけれど。やっと会えたね

出会ってしまった。だから、もう他のディフューザーには戻れない。お気に入りの香りを、いつもどこでも、身近においておきたいから。アロマの魅力に気づいた気持ちに、自然体で寄り添ってくれるのが【ポータブルエッセンシャルオイルディフューザー】。
シュッと短く軽快な噴射音とともに、白い霧が部屋じゅうの空間のすみずみまで、サーっと広がり溶けていく。香りが広がり、鼻腔をくすぐるまでのスピーディーさに、まずは驚かされた。

植物がギュッとなった成分が水なしで直接届く

その後、すぐ鼻の奥まで届く香りのどこまでもナチュラルな"フレッシュさ"に、疲れて固まっていた心が動いていくのを感じる。本体に装着されているのは、かぐわしい香りを持つ植物から抽出した、100％純粋なアロマオイルのボトル。そのオイルを拡散させるために、通常の媒体となる熱や水は、一切加えない。
「本当に純粋に、精油だけの香りを吸い込んでいるんだ」
アロマオイルを限りなく小さな粒子のミストにして、空間に向けて直接噴射し、その力と漂う空気の流れで拡散させる。それが、ネブライザー式ディフューザーの真価だった。

感じるままに。思い切り深呼吸する心地よさ

たった一度の噴射だけで、素早く空間いっぱいに香りが広がる。だから自然ともっと、もっと、わがままに香りを吸い込みたくなる。心のままに、まず大きく深呼吸をするのが楽しい。自分が思った通りの、自分だけのペースで。鼻と肺の奥まで、みずみずしい香りを含んだフレッシュな空気でいっぱいになり、肺がゆっくりと上下に大きくふくらむ動きが心地いい。そんな動作を繰り返しているうちに、いつのまにか心地よくまどろみ、深い眠りに誘われていく。

ずっとそばにいてほしい理由は、いつだってシンプル

家にお迎えしたアイテムが自分にぴったりだったときの気持ちは、居心地のいいパートナーにめぐり合った充足感に似ているかもしれない。 【ポータブルエッセンシャルオイルディフューザー】が香り上級者たちに愛される、もうひとつの理由は、たぶん、すべてにほどよく寄り添ってくれるところ。
まずは日常のどこにも溶け込むシンプルな見た目。ほどよくシュッとして、丸みを帯びたフォルム。大きすぎず小さすぎず、ちょうどいいボディ。
なら、ずっと一緒に過ごすパートナーを選ぶのに欠かせない性格（機能）は？

適度に、かしこい。シンプルで、素直な性格

1回の噴射で濃くてフレッシュな粒子が空間いっぱいにふんわりと漂い続けるから、香りはかなり長持ち。でも、時間経過とともにだんだん薄くなってくる。そんなとき嬉しいのが、ふたつのタイマー機能。まずは5分(青色ランプ)／10分（緑色ランプ）で噴霧の間隔が選べるから、部屋の広さやアロマオイルの種類による香りの濃さを調整できる。
噴射の瞬間だけ、小さくシュッと小気味良い音がするだけ。ずっと響き続ける動作音が気になってしまうわたしにも安心。さらに、2時間/4時間の自動オフタイマー機能があるので、出かける際やうたた寝の際の消し忘れ防止に。
機能はこのふたつだけ。たくさん機能がありすぎて扱いが分からない…なんてことも、ない。

ほったらかしで、大丈夫。お手入れも、簡単

ディフューザーをずっと快適に使い続けるには、本体のお手入れは欠かせない。以前持っていたタイプは、ちょっとほったらかしにするとご機嫌をそこねてしまい、水垢がタンクにはびこってしまう。だから、なんとなく、面倒くさくなってしまった。そんな経験を持っている人もいるはず。
ところが、このディフューザーは"水なしタイプ"かつ"オート洗浄"だから、多少ほったらかしていても大丈夫。お手入れは精油ボトルを入れ替えるときに、丁寧に拭いてあげるだけ。忙しすぎてちょっとかまってあげられなくても、気が向いたときにボタンを押せば、ご機嫌で応えてくれる。

どこへでも、ついてきてくれる。だから、手放せない存在

コンパクトなサイズで軽く、充電式バッテリーを備えた携帯に便利なポータブルディフューザー。USBポートでの充電も可能だから、自宅やオフィスへの移動、車内や旅先など、どこへでも持ち運べる。置く場所を選ばないクリーンなカラーと、まるで無駄がないシンプルなデザインは、どんな場所においても不思議とすんなり馴染んでゆく。
沢山の仲間のなかで、目立たず騒がず。いつもスッと身近にいてくれる。だからどんな場所に一緒に行っても安心できて。でも、だから、いないと寂しい。このディフューザーは、そうやって、いつの間にかかけがえのない存在になっているのだ。

香りがもつチカラで開かれる、心と身体をつなぐ扉

香りがもつ力は、とても不思議で、とても温かくて、とても力強い。
例えば、ふと匂いを感じた瞬間、あたかも今起こっているかのように過去の情景が鮮明に蘇ってくる「プルースト効果」も、香りのもつ無限の可能性を感じさせてくれる。お気に入りの香りがなぜ大切なのか。
人間のもつ感覚のなかで、もっとも原始的でシンプルで、直接あなたのまんなかへ響いていく五感の嗅覚。もっともっと、秘密を知りたい。

世界を旅してひとつひとつ選んだ、こだわりの香り

香りの上級者に聞くと、同じ種類の植物でも生育環境によって"香りの質"が異なるらしい。
さらに、同じ土地で同じ植物を育てても、環境は年毎に刻々と異なっている。植物はそんな環境のなかを生き抜く力をつけ、小さな花に、実に、茎に、葉に蓄えてゆく。その力を私たちは、精油として凝縮していく。
だから、ARTQ ORGANICSのオーナーはオーガニックとトレーサビリティにとことん向き合っている。自ら世界を旅して、精油の原料となる植物の生育環境へ実際に足を運び、姿・色・形を確かめて農家一軒一軒と契約していく。あらゆる背景へのこだわりが、小さなボトルの中にギュギュッと詰まっているのだ。

香りを楽しむ瞬間は、本当に私のためだけの時間と空間

みずみずしい香りやスパイシーな香り、心おどる華やかな香り。胸いっぱい吸い込みたくなる数々のアロマを、たったひとつ選ぶ瞬間から、自分自身のからだとこころに素直に向き合う時間は始まっている。
それは、ネガティブな気持ちに無理して向き合う時間ではない。心地よさに身をゆだね、大きく深呼吸をして、すべて柔らかくして、心と体のバランスを整えるため。
本当に自分の心地よいことだけを、プライベートな空間と時間に集めたら、それって最高に贅沢で、最高に自分を大好きになる方法ではないだろうか？

あなたも香りで世界を旅をして、感じてほしい

世界中から選ばれた幾百種類もの精油は、みずみずしい香りを湛えたまま、偶然かつ必然的にあなたのフィーリングにフィットして、あなたの元へ運ばれてくる。あなたがまだ知らない、行ったことのない場所からやって来たのかも知れない。
だが、距離も障害も軽々と乗り越えて、もっとも原始的で根本的な部分で、あなたの記憶と香りはつながってゆく。
そう考えると香りを楽しむ時間とは、自分を解き放って世界中を旅をして、本当の自由を手に入れる時間なのかもしれない。