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健やかな体をつくる栄養素のお話②知っておきたい栄養素の働き

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今回も、前回に続き栄養素のお話です。前回は、人間の体になくてはならない栄養素のうち、とくに重要な 三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)についてご紹介いたしました。
三大栄養素にビタミン・ミネラルを加えたものを「五大栄養素」、さらに食物繊維を加えたものを「六大栄養素」と呼びますが、今回はそれらの栄養素とその働きについてご紹介します。

【ビタミン】
ごく微量で、ほかの栄養素の働きをスムーズにする潤滑油のような作用をします。 体内では、ほとんど合成することができないため、食物から摂取する必要があります。

【ミネラル】
体を構成する主な4元素(酸素・炭素・水素・窒素)以外のものの総称で無機質ともいい、体の機能維持や調節に欠かせない栄養素です。 代表的なものはカルシウム・リン・カリウムなどです。現在のところ体に必要とされるミネラルは16種類とされ、「必須ミネラル」と呼ばれています。

【食物繊維】
以前は、役に立たない食べ物のカスとされていた食物繊維。 現在は、栄養素の吸収をゆるやかにしたり、有害な物質を排出するなどの働きが認められてます。 日本人が不足しがちな栄養素で、クマイザサに豊富に含まれています。

以上の六大栄養素の他にも、健康なからだづくりのためには下記のような多彩な栄養素をまんべんなく摂取することが大切です。

【マグネシウム】
体に必要なミネラルの一種で、体内でさまざまな代謝を助けています。不足しがちなミネラルで、クマイザサにも多く含まれている栄養素です。

【アミノ酸】
三大栄養素のひとつであるたんぱく質は、分解されては合成されるという新陳代謝を繰り返しています。 アミノ酸は、このたんぱく質を構成する有機化合物です。人間のたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうち、9種類は体内で合成できないので「必須アミノ酸」と呼ばれています。

【タウリン】
アミノ酸の一種で、魚介、特に貝類やイカ、タコなどに多く含まれる成分です。 血圧やコレステロールの低下、心臓機能の強化などの作用があることが知られています。

今回は、比較的よく見聞きする栄養素について紹介しましたが、いかがでしたか?ぜひ今後の健康づくりにお役立てくださいね!