体にとって必須なコレステロールとは

コレステロールは脂質の一種であり、「細胞膜を作る」「性ホルモンや副腎皮質ホルモン、胆汁酸などを作る」など人間の体にとって欠かすことのできない重要な成分なのです。

コレステロールは高いと危険？

体内においてはコレステロールの量は体に備わる一定に保たれるものなのですが、何らかの原因によって血液中のコレステロールの量が増加したり減少したりとバランスが崩れることにより、動脈硬化・脳梗塞などが起こりさまざまな病気を引き起こす可能性があります。コレステロールが高いと危険と認知されている理由としては、これらのバランスが崩れたことによる病気の誘発が主な理由です。

コレステロールには2種類存在する

コレステロールにはLDL(悪玉)とHDL(善玉)の2種類が存在します。
●LDL（悪玉）コレステロール
肝臓で作られた体にとって重要な成分であるコレステロールを全身に運ぶ役割を担っています。しかし、LDL（悪玉）コレステロール値が増えすぎてしまうことで血管中にたまると、動脈硬化を起こす危険性が高まるとのことです。
●HDL（善玉）コレステロール
小腸などで作られるもので、体内の血管壁にたまったコレステロールを回収して肝臓まで運ぶ働きをします。HDL（善玉）コレステロールが少ないと、血管壁のコレステロール沈着が増えてしまうことで、脳梗塞・虚血性心疾患・腎不全・糖尿病などに進行してしまう危険があります。

今まさに注目されているオイル

オイルと聞くと昔はカラダによくないようなイメージを持たれていましたが、現在は健康オイルというカテゴリーができるほど積極的に摂られるようになってきました。私たちが生きてくうえで必要なエネルギー源となる「脂質」の一種には「オリーブオイル」「ココナッツオイル」「エゴマオイル」など多種多様なオイルが存在します。　

優等生な植物油のアマニ油

そのオイルの中でも成熟した亜麻の種子から得られるのがアマニ油です。黄色の乾性油として抽出されるアマニ油には不飽和脂肪酸が含まれる植物油でオメガ3（n-3）系脂肪酸であるα-リノレン酸が含まれており、血中の悪玉(LDL)コレステロール値を低下させる機能があることが報告されています。

オイルを効率よくとる方法としてサプリという選択肢

オイルはドレッシングとしてサラダと一緒にかけて食べたり、スープに混ぜて食べたりといった方法が主な摂り方になります。瓶の容器に大量に保存しておける分、持ち運びや小まめに摂ることには向いていません。 逆にサプリメントにしたオイルであれば、栄養分はそのままで小まめに切り分けて持ち運ぶことも可能です。水や白湯と一緒に飲むだけでオイルと同じように栄養を補給できるのはサプリメントのいいところです。