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ふくらはぎの不安に脚の負担を軽くするサポーター

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2022/3/9

ふくらはぎの不安に悩まされている人は多いのではないでしょうか。ふくらはぎは歩行に必要な筋肉の集合体で、歩くために重要な働きをしています。今回は、ふくらはぎに見られる症状「肉離れ」「むくみ」のお話と、脚の負担を軽くするサポーターを紹介します。

ふくらはぎは「第二の心臓」

体内に流れる血液は心臓から送られて、全身をめぐり、やがて心臓にまた戻ってきます。心臓より高い位置にある頭や首などは重力に従って心臓に戻ってくることができますが、下半身は重力に逆らって、上に血液を戻さなければなりません。そこで活躍するのがふくらはぎ(下腿三頭筋)です。下半身に集まった血液をポンプのような役割で心臓に押し戻すことから「第2の心臓」と呼ばれています。

ふくらはぎに見られる症状 ~肉離れとむくみ~

「肉離れ」は筋肉の断裂障害で、急激な筋肉の伸縮動作を繰り返した際に筋肉が伸び縮みに耐えることができなくなって断裂が起きます。著者自身も数年前に駅の階段を駆け上がっている時に起こしたことがあり、とても激しい痛みだったのを覚えています。ブチッと脚の中で切れる感覚があります。疲れが溜まって筋肉の柔軟性が低下していたり、ストレッチして身体を伸ばさないでいたりしたまま急激な筋収縮を行うと、断裂する恐れがあります。
からだにおいて肉離れが起きやすい箇所は、主に筋収縮が激しい下半身に集中しています。

むくみが起こるメカニズム

人のからだの水分量は体重の約60%と言われています。この水分は体内では毛細血管と細胞との間を行き来しています。細胞と細胞の間には細胞間質液と呼ばれる液体が満たされており、毛細血管の微小な穴から染み出た水分や酸素・栄養素は細胞間質液に広がって細胞に渡っていき、やがて毛細血管に戻ってきます。
しかし、水分・塩分の摂り過ぎや血行不良により、毛細血管から染み出る水分量が増えたり毛細血管に戻る量が減ると細胞間質液が増えて膨らんだようになります。ちなみに立ち仕事やデスクワークの方にふくらはぎのむくみが多いのは、筋肉を動かさないために血行が悪化することが原因のようです。

まだあった!ふくらはぎのトラブル「こむら返り」

「こむら返り」(有痛性けいれん)はふくらはぎの筋収縮のバランスが崩れることによって起こる症状で、“足が攣(つ)る”とも言われます。起こる原因はミネラルバランスの乱れや、運動時や睡眠時に汗をかいたことによる脱水、血行不良などと言われています。ちなみにふくらはぎ=腓(こむら)にこの症状が多く、ひっくり返ったようになることから「こむら返り」と名前がついたそうです。

「ふくらはぎサポーター」の特徴

ふくらはぎサポーターの特徴は筋肉のブレを抑制することで、脚の負担を軽くすることができます。また、適度な着圧効果によって筋肉を刺激することができます。但し、就寝時には血流が悪くなったり痛みが生じたりする可能性があるので外しましょう。

バンテリンコーワサポーターふくらはぎアシストは全3サイズ

サイズはS~Lまで3サイズあります。ふくらはぎの一番太い部分の周囲を測って、27~32cmならSサイズ、32~37cmならMサイズ、37~42cmならLサイズが適当です。男性・女性に限らず、あなたに適したサイズが見つかるかもしれません。

ふくらはぎ用のサポーターで脚をラクにしよう

ふくらはぎは第二の心臓とも言われる大切な部位です。サポーターを使って脚の負担を軽減して快適な毎日を過ごしましょう。