管理栄養士ライター高村恵美
12年間管理栄養士として病院などに勤務。家族にいつでも"おかえり"が言えるようライターへ転身後は、忙しいひと・働くひとに寄り添うレシピの提供や、健康コラムを数多く執筆。
自分も同じ立場だからこそ「仕事と家庭の両立に悩む女性を応援したい」気持ちが高まり、悩めるママに向けたコラム執筆も行っている。
バスケットボールやサッカー、柔道など激しいスポーツをしている方なら足首サポーターの必要性を感じるシーンが多いのではないでしょうか。
一言に「足首サポーター」といってもさまざまな用途と種類があり、選び方を間違えてしまうと、まったく役に立たないという事態にもなりかねません。
今回は、足首サポーターの種類や注意点・選び方についてご紹介します。失敗しない選び方をマスターして、自分にぴったりの足首サポーターを手に入れましょう。
サポーターとは不調を感じる部位をサポート・補助するために使います。足首のサポーターとはどんなもので、どんな時に使うと良いのでしょうか。
足首サポーターは、足首を固定することで足首の可動域を最小限に保ち、負担を軽減するものです。テーピングのように何度も巻く必要がなく、靴下のように履いたり、マジックテープ付きのベルトを巻き付けるタイプがあります。比較的、装着が簡単で足首をしっかりとサポートできます。
医療用のサポーターは、捻挫など足首のケガの予防や治療をするときに使用します。薬局やドラッグストアで販売されているサポーターは、バスケットボールやサッカー、柔道などのスポーツで足首に負担がかかるときや、足首のケガから復帰したあと、足首の負担が気になるときに使用します。
足首サポーターとテーピングの役割は同じですが、それぞれメリットやデメリットがあります。費用や使用感などを比較して、自分に合ったものを選びましょう。
足首サポーターのメリット
足首サポーターのデメリット
足首テーピングのメリット
足首テーピングのデメリット
足首サポーターは用途によってさまざまなタイプの商品があります。種類と選び方を知って、自分にぴったりのものを見つけましょう。
実際に足首サポーターを使用したい場合、商品はどのように選べばよいのでしょうか?
実際に足首サポーターを使用したい場合、商品はどのように選べばよいのでしょうか?
■ 自分の使用目的に合っているかどうか
どんな時に使いたいのか、目的をはっきりさせてから、それに合わせた特徴を持った商品を選びましょう。
■ 使用する時に履く靴に影響がないもの
ぴったりフィットするスポーツ用のシューズには、薄いタイプの商品がおすすめです。自宅で使用する、もしくは柔道など靴を履かずに使用する場合には、分厚く頑丈なタイプでも問題ないでしょう。
バンドを占めて固定するタイプは装着時にバンドが邪魔になり靴が入らなかったり、靴ひもを緩めたりしてめんどうなこともあります。靴を着用する場合は購入前に注意が必要です。
■ 着用したい足と足首サポーターの左右がマッチしているかどうか
商品によって、右側(左側)専用のタイプや左右兼用のタイプがあるので、片方だけ使用する場合は購入前に確認しましょう。
■ スポーツ用と日常用
バスケットなど激しい競技中に使用する場合は、ずれにくく、固定力が高いタイプがおすすめです。日常生活で使用する場合は、生活で使う足首の動きをサポートする設計の商品を選ぶとよいでしょう。
■ 使用感が快適かどうか
サポーターは日常的に使用するものなので、自分で無理なく装着できる商品を選びましょう。長時間着けても不快さを感じず、通気性が良く蒸れにくい素材かどうかも確認しましょう。
足首の負担を軽減してくれるサポーターも、間違った使い方をしてしまっては意味がありません。使用する際は以下の点に注意しましょう。
● 足首に腫れや強い痛みがある
● 足首の血行障害がある
● 足首に傷や湿疹などの症状がある
これらにあてはまる方は、市販されているサポーターの使用はせず、病院を受診しましょう。血行があまりよくないと感じる方や、少しでも不安を感じる場合も、かかりつけの医師に相談してから使用しましょう。
● 足首以外には使わないこと
● 自分のサイズに合ったものを使用すること
● 寝ている時には使用しないこと
本来の機能を発揮させるには、正しく着用する必要があります。また、寝ている間、サポーターをつけっぱなしにすることで血流を妨げ、足がむくんでしまうこともあるため、必ずはずしましょう。
足首サポーターは、テーピングの専門知識がなくても簡単に装着できるものが多いのが魅力です。
日常生活をサポートするものからケガの予防・治療に使う医療用のものまでさまざまなタイプがあります。形状も、生地が薄く靴下のように履けるものや、分厚いバンドを固定する頑丈なタイプまでさまざまです。
靴を履くときに使用する場合は、厚さや着脱の時に邪魔にならないものを選びましょう。用途や使用シーンに合わせた商品を選ぶことが大切です。
ぜひ、使用場面や用途・使用感などをイメージして、あなたにぴったりの足首サポーターを見つけてみてください。
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