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サポーターをつける意味とは?1日中つけていても大丈夫?サポーターの活用方法や着用時の注意点

サポーターSUPPORTER
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2022/9/30

ひざや腰に不調を感じた時、サポーターの着用を薦められたことはありませんか?
スポーツ選手が着用するイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、サポーターが役に立つのはスポーツの場面だけとは限りません。
日常生活においてもサポーターを使用するメリットはあり、ドラッグストアなどで手軽に購入できるものから医師の指示でオーダーメイドで作成するサポーターまで幅広く販売されています。
今回は、サポーターをつける意味やサポーターの種類、つけっぱなしにするとどうなるのかなど、はじめてサポーターを利用する時に役立つ情報をご紹介します。

 

サポーターをつける意味とは?

サポーターをつける目的は、字の通り不調を感じる部位を「サポートする、補助する」ためと言えるでしょう。
関節につけるタイプなら、関節や周囲の筋肉、靭帯をサポートし、関節以外につけるタイプなら、筋肉をサポートしてくれます。
不調部位をサポートする方法として、サポーター以外に、テーピングをする方法もあります。
しかし、テーピングは正しく巻かないと効果を得ることはできないため、正しいテーピング方法を習得しなければいけません。また、テーピングは都度交換が必要になるため消耗品になります。
正しく巻けているのか?といった不安要素だけでなく、テープが無くなったら買い足さなければいけないという手間やコストの心配もあります。その点、サポーターは専門知識がなくても説明書を読めば簡単に正しく着用することができ、繰り返し使用することができるので便利です。
サポーターを着用して不調部位を補助することで、関節などを保護・安定させることができ、着用箇所への負担を軽減するといった効果が期待できます。

 

サポーターの種類と活用方法

サポーターといえば、腰やひざにつけるイメージが強いかもしれません。
ドラッグストアなどでご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、今では手首やふくらはぎなど、さまざまな部位に対応するサポーターが販売されています。
ここでは市販でも良く見かけるひざ、腰、ひじ、足首、手首、ふくらはぎの6部位に使用されるサポーターについて簡単な解説していきましょう。

ひざ用サポーター

ひざ関節は自分の体重を支える役割を果たすため、関節の中でも特に大きな負荷がかかる部位です。
スポーツ時や年齢を重ねると痛みが出やすいため注意が必要です。ひざ用サポーターは、ひざを下と横から支え、ひざの「お皿」の部分を持ち上げるようにしっかりサポートすることで左右のブレを抑え、ひざを伸ばす力を助けてくれます。
日常生活では下記のような状況のときに使用してみるのがおすすめです。

        
  • ● 長距離歩くのが辛い
  •     
  • ● 階段の上り下りが辛い
  •     
  • ● ひざに違和感がある・・・など

腰用サポーター

腰から下腹部までしっかりフィットし、包み込むように支えてくれます。腰椎から骨盤にかけて支えることで過度な動きを制限し、下腹部と腰部を挟み込むことで、適切な姿勢へサポートし、腰の負担を軽減してくれます。
日常生活では、

        
  • ● 重いものを持つ、中腰姿勢になることがある
  •     
  • ● 長時間立ちっぱなしや座りっぱなしである
  •     
  • ● 腰に違和感がある

などの状況がある時は使用をおすすめします。

ひじ用サポーター

ひじの過度な伸びやねじれを抑制し、負担を軽減するようにサポートしてくれます。重い物を持つ時などの不安感の軽減にもなります。
日常生活で

        
  • ● ひじを良く使うスポーツをすることがある
  •     
  • ● 重いものを持ち上げる、ひじを曲げ伸ばしする動作が多い
  •     
  • ● ひじに違和感がある

という方はサポーターを使用すると負担を軽減してくれるでしょう。

足首用サポーター

足首のブレを抑制して不快感を軽減し、歩く時の足の運びをサポートしてくれます。また、土踏まずを持ち上げることで足の動きがスムーズになり、疲れにくく、歩きやすくなります。

        
  • ● 歩く、走るといった動作時、足首に不安がある
  •     
  • ● 足首に違和感がある

などのような状況の方はぜひサポーターを活用してみてください。

手首用サポーター

手の甲と手のひら双方から手首をしっかり支え、手首の負担を軽減するようにサポートしてくれます。
添え木のように手首の過度な動きを抑制し、不安感も軽減してくれます。
日常生活では

        
  • ● 小さなお子さまの世話をする際(抱っこなど)
  •     
  • ● 長時間のパソコン作業や調理などで手首に負担がかかる動作が多い
  •     
  • ● 手首に違和感がある

などのような状況になる方はぜひ使用してみてください。

ふくらはぎ用サポーター

腓腹筋(ひふくきん)の過度なブレを抑制して脚の負担を軽減し、歩くときの脚の運びをスムーズにするためのサポートをしてくれます。
日常生活で、下記のような状況になる方は使用をおすすめします。

        
  • ● 長時間歩く、走ることがある
  •     
  • ● 立ち仕事が多い
  •     
  • ● ふくらはぎに違和感がある…など
 

サポーターのタイプと選び方

市販されているサポーターには下記のタイプがあります。

        
  • ● 通常タイプ
  •     
  • ● 保温タイプ
  •     
  • ● 通気性タイプ

寒い時期には保温効果のあるタイプ、暑い時期には通気性タイプを選ぶといった使い分けもおすすめです。
また、形状もさまざまで、

        
  • ● 履いて装着するタイプ
  •     
  • ● マジックテープやベルトでしめるタイプ

があります。
履いて装着するタイプは取り外しも簡単で価格もお手頃ではありますが、締め付け具合や固定する力はやや劣ります。程よくサポートしたい方におすすめです。
マジックテープやベルトでしめるタイプは、締め付け具合を自分に合うレベルで調節できます。しっかり固定したい方におすすめです。

 

サポーター着用時の注意点について

サポーターをはじめて利用する方に気をつけてほしい、着用する際の注意点についてご紹介します。

サポーターはつけっぱなしにしない

就寝時や安静時にはサポーターを外しましょう。
サポーターを着用していれば未着用時よりも楽であり、安心感もあるかもしれませんが、ずっと着用していると本来の自分の筋肉量低下の原因にもなりかねません。
骨折をしてギプスを着用した経験のある方は、ギプスを外した時に左右の足なり腕の太さに左右差を感じたことがあると思います。それと同じような現象と思っていただければわかりやすいのではないでしょうか。
自分の筋肉にもある程度の負荷をかける必要があるため、サポーターに頼り切らず、定期的に外すことも意識すると良いでしょう。
また、ずっとつけっぱなしにすることで血流を妨げ、むくんでしまうこともあるので注意が必要です。

正しく着用する

サイズが合わずきつく感じる、ベルトタイプで過度に強く締め付けるといった着用方法では、血行不良の原因にもなりかねません。
また、説明書を読まずに間違った方法で着用してしまうと、動作に支障をきたし痛みや別の部位への不調に繋がる可能性もあります。
サイズや着用方法をしっかりと確認し、正しく使用しましょう。

状況によっては病院を受診しましょう

薬局などで簡単に購入できるサポーターですが、サポーターはあくまで補助的商品であるため、治療が必要な場合は病院を受診しましょう。
痛みがある、日に日に違和感が強くなるといった変化は身体からの不調のサインです。
自己判断はせず、悪化してしまう前にまずは医師の診断を受けることをおすすめします。

 
自分に合ったサポーターで不調部分を補助しながら日常生活の動きをスムーズに

不調を感じる部位や不安感がある場合はサポーターを使用してみることで動きやすくなる可能性があります。
サポーターを選ぶ際は、使うシーンや使用目的などを明確にした上で購入するようにしましょう。
不調部位の状態に応じて選ぶ製品は変わるため、迷った場合は医師やドラッグストアの登録販売者、スポーツ用品店の店員さんなどにも相談してみてください。

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