ネイルケアオイルは、近年ネイルケアの一環として注目されています。ジェルオイルなど、さまざまなタイプのオイルが登場しています。
ネイルケアオイルを正しく使うことで、爪の乾燥によるトラブルを防ぎ、健康的で美しい手指が保てるはず
ネイルケアオイルの使い方やメリット、ネイルケアオイルの選び方を確認して、美爪ケアに役立てていきましょう。
ネイルケアオイルって何?3つのメリット
ネイルケアオイルとは、爪や甘皮に塗って爪を保湿するオイルです。近年さまざまな種類のネイルケアオイルが登場しています。ですが、一つひとつにはどんな効果があるのでしょうか。ネイルケアオイルには、以下のようなメリットがあります。
爪の乾燥を防ぐ
爪が乾燥するとささくれができたり、爪が割れやすくなったりしてトラブルにつながります。
他の部位のお肌と同じく、乾燥対策には保湿が重要です。ネイルケアオイルを爪や甘皮に塗ると、オイルが爪に浸透して保湿効果が期待できます。指先を乾燥から守り、爪を保護する役割を担っているのです。
ジェルネイルやマニキュアの持ちをよくする
爪が乾燥すると、表面に凹凸ができやすくなるので、ジェルネイルとの密着面が少なくなり、ネイルの持ちの悪くなる可能性があります。保湿効果の高いネイルケアオイルを塗ってケアすれば、ジェルネイルやマニキュアの持ちをよくする働きにつながります。
リラックス効果がある
ネイルケアオイルには、アロマ成分の入っているオイルが多く、香りによるリラックス感も楽しめるでしょう。また、手にはツボがたくさんあるため、オイルを塗ってマッサージやツボ押しもとり入れれば、体の疲れをやわらげる習慣もとり入れられます。
ネイルケアオイルの使い方
ネイルケアオイルを手に入れたら、さっそく使っていきましょう。ネイルケアオイルは、以下の手順で使用します。
【1】爪の生え際と側面にネイルケアオイルを塗る
手を清潔な状態にして、すべての爪の生え際と側面にネイルケアオイルを塗っていきます。生え際の甘皮は乾燥しやすいので、しっかり浸透させましょう。爪の側面にネイルケアオイルを塗ると、ささくれ予防になりますよ。
【2】爪の先端にもネイルケアオイルを塗る
生え際や側面に加えて、爪の先端にもネイルケアオイルを塗布していきます。
【3】ネイルケアオイルをなじませる
ネイルケアオイルを指になじませていきます。爪はもちろん、爪周りの皮膚、爪の裏側にもオイルが行き届くように揉み込みながらなじませていきます。
【4】マッサージしてオイルを浸透させる
ネイルケアオイルを行き渡らせたら、円を描くように甘皮をくるくるとマッサージしていきましょう。マッサージによってオイルが浸透し、さらに指先の血行も促進されます。爪の両側を挟んで、適度な圧力を加えていく爪もみもおすすめです。
ネイルケアオイルの選び方
近年、多種多様なネイルケアオイルが登場しており、どれを買おうか迷ってしまう人もいるでしょう。自分にとってぴったりのネイルケアオイルの選び方をチェックしていきましょう。
オイルの容器で選ぶ
近年、ネイルケアオイルはいろいろなタイプが登場しています。ですが、容器の形状もさまざま。大きく分類すると、マニキュアタイプ・ロールオンタイプ・ペンタイプ・スポイトタイプの4種類に分けられます。
マニキュアタイプは容器の蓋にハケがついていて、マニキュアと同じくハケにオイルをつけて爪に塗ります。マニキュアをよく使う人は、要領は同じなので使いやすいでしょう。
ネイルケアオイルを持ち運びたい人や、こまめに使いたい人はロールオンタイプかペンタイプがおすすめ。自宅でケアするときに使えれば十分な人は、マニキュアタイプやスポイトタイプが使いやすいでしょう。
ただし、あまりに安いサプリメントは品質面での心配もあります。品質面で心配がなく、お手ごろなサプリメントを見つけてみてください。
●マニキュアタイプ
容器の蓋にハケがついている一般的なタイプ。ハケでしごきながら、オイルの量を調節して使えます。オイルの中に花が入っているものなど、インテリアとしてもかわいいものもありますよ。
●ロールオンタイプ
ロールオンタイプは、先端をローラーのようにすべらせて爪の生え際に塗っていきます。液だれする心配もなく、持ち運びに便利なので、出先で使いたいときにいつでもオイルを塗布できるのが特徴です。
●ペンタイプ
ペンタイプは、スティック状の形状をしており、多くはノック式で先端からオイルが出てくる仕組みになっています。こちらも持ち運びに便利です。
●スポイトタイプ
スポイトタイプは、スポイトの付いたボトルにネイルケアオイルが入っています。スポイトでオイルを吸引して、爪の上にたらして使用します。
テクスチャーで選ぶ
オイルのテクスチャーも気になるポイントではないでしょうか。ネイルケアオイルのテクスチャーはざっくり分けると、しっとりタイプ・ジェルオイルタイプ・サラサラタイプの3つに分類されます。
ささくれができやすく、しっかりと保湿したい人にはしっとりタイプがおすすめ。スッとなじむオイルを探している人はジェルオイルタイプが好相性です。ベタベタするのが苦手な人は、塗った後も気にならない軽めのサラサラタイプがぴったりでしょう。
成分で選ぶ
ネイルケアオイルに配合されている成分で選びたい人もいるでしょう。ベースとなるオイルは、植物油・動物油・鉱物油に大別できます。
ホホバオイルやアボカドオイル、アルガンオイルなどの植物性油脂ベースのオイルは、肌なじみが良く栄養豊富です。
さらにベースのオイルにプラスして、ビタミンやミネラル、レシチンなど、爪にとって栄養成分となる成分が入っているネイルケアオイルもあります。
香りで選ぶ
ネイルケアオイルの香りを重視する人もいるでしょう。落ち着くアロマ系、フレッシュな気分になれる柑橘系、甘めのトロピカル系など、さまざまな香りのネイルケアオイルが販売されています。
匂いが苦手な人は、香りのついていないネイルケアオイルがおすすめです。香りを嗅ぐとテンションがあがったり、リラックスを感じる働きも期待できるので、自分好みの香りをチョイスして、ネイルケアを楽しみましょう。
効果的にネイルケアオイルを使うタイミング
ネイルケアオイルは、適したタイミングで使用すると、より高い効果が期待できます。オイルを塗るのに最適なタイミングをチェックしていきましょう。
ネイルカラーやネイルケアをした後
ネイルサロンでも最後にネイルケアオイルを塗って仕上げてくれますよね。ジェルネイルやマニキュアをする人は、施術した後にネイルケアオイルを塗りましょう。
ネイルカラーはしなくても、ネイルケアを定期的に行なっている人も最後にネイルケアオイルを塗って仕上げましょう。
ネイルオフした後
リムーバーや除光液を使ってネイルをオフすると、爪がダメージを受けて乾燥しやすくなります。オフしたタイミングでネイルケアオイルを塗布すれば、乾燥から爪を守れます。
ただし、ネイルオフしてすぐにネイルカラーを塗る場合は、きれいに塗れなくなったり持ちが悪くなったりするため、ネイルケアオイルは塗らないようにしましょう。
お風呂上がり
入浴後は血行がよくなり、爪が柔らかくなっているので、ネイルケアオイルの成分もより浸透しやすくなっています。効果的にネイルケアオイルを使用したい人は、入浴後のスキンケアの一つとして、ルーティン化するのもよいですね。
就寝前
寝ている間は、体から水分が抜けていくため、爪も乾燥しやすくなります。就寝前にネイルケアオイルを塗れば、寝ている間に起こりやすい指先の乾燥を防げます。
また、就寝前ならあとは寝るだけなので、活動している時に手に何かつけているのが苦手な人も使いやすいタイミングですね。
ネイルケアオイルを使う際の注意点
ネイルケアオイルの効果を十分に実感するためにも、気をつける点があります。ネイルケアオイルを使う際には、以下の点に注意しましょう。
ネイル前の使用はNG
ジェルネイルやマニキュアをする前には、ネイルケアオイルを塗らないようにしましょう。ネイルケアオイルの油分がネイルカラーを弾くので、きれいに塗れなくなってしまいます。
ネイルケアオイルを塗るのはネイルカラーを塗り終わった後、最後の仕上げにしましょう。
ハンドクリームの前に塗る
ネイルケアオイルとハンドクリームを併用する場合は、ハンドクリームの前にネイルケアオイルを塗りましょう。爪周りにネイルケアオイルをなじませてから、手全体にハンドクリームを塗れば、双方の効果を妨げず、高い保湿力が得られます。
美しい手先を保とう
ネイルケアオイルは、爪や指先の乾燥によって引き起こされるトラブルを防ぐ効果が期待できます。
ネイルケアオイルの形状やテクスチャー、成分もそれぞれ異なるので、自分に適したオイルを選びましょう。
正しい使い方と適したタイミングに使えば、効果的にオイルを使用できますよ。日々のネイルケアで、トラブルのない美しい手元を保ちましょう。
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