一級建築士・ライフスタイルライター神谷三理砂
住宅やインテリアの意匠設計に従事した経験を活かし、家の間取りやデザイン、インテリアなど住まいに関するコラムを多数手掛ける。ジュエリーデザイナーとしての経歴も長く、ファッション系コラムも執筆。最近は、より生活に役立つ記事を書きたいという思いから健康コラムに力を注ぐ日々。
刺繍や洋裁、家庭菜園といった手仕事を楽しむ暮らしを大切にしている。
マスクの収納方法で困っていませんか?マスクを数種類使い分けていたり、家族の人数が多かったりすると、ストックのマスクが山積み状態に…マスクは毎日のように着用するからこそ、おしゃれで使いやすく収納したいものです。
マスクをすっきり整理するために、基本的な保管方法や100均ショップアイテムを使った便利でおしゃれな収納アイデア、大量のマスクを上手に仕分けて収納する方法までご紹介します。
マスクの収納方法は人によってさまざまですが、なるべく毎回清潔に使用したいと思う人も多いでしょう。まずは、マスクの基本的な収納方法を解説します。
毎回マスクを取り出すのが面倒と感じる人は、ボックスタイプの収納ケースがおすすめです。ティッシュボックスのように大量保管できるので、1枚ずつ簡単に取り出せます。ほこりが積もったり汚れたりしないため、いつでも綺麗な状態です。
収納ケースを選ぶときは、保管するマスクのサイズと照らし合わせて確認しましょう。マスクサイズの収納ケースなら、置き場所を取らない大きさがいいでしょう。
マスク忘れを防ぐ意味でも、玄関といった分かりやすい場所に置くと安心です。
マスクのゴムをフックに吊るす収納方法もあります。
玄関のドアにマグネットタイプのフックを取り付けるとマスクの取り忘れがないので、探す手間が省けて効率的です。フックは100均ショップでも安く手に入るので、出費を抑えながら便利に収納できます。
洗濯バサミやクリップでマスクを吊るすと跡が付きやすいので、気になる人はマスクの紐をフックで吊るすといいでしょう。また、突っ張り棒にS字フックをかけるとマスクの収納に活用できます。
S字フックは壁やドアに取り付けられるので、マスクの置き場所には困らないでしょう。
外出先でマスクの収納に困ったときは、ポーチを持ち歩くと便利です。
予備マスクの収納やマスクの取り外しに活用でき、最近ではおしゃれなデザインのポーチも多く登場しているので、自分の好きな色や模様が選べます。
使い捨てマスクをポーチに収納したい場合は、折りたたまずに入るサイズを選びましょう。メイク道具と一緒に収納ができるポーチもあるので、機能的に活用できるでしょう。
ポーチがあればマスクが汚れにくいので、衛生的におすすめしたい保管方法です。
家でおしゃれにマスクを収納したいけど、いいアイデアが思いつかない人も多いでしょう。手軽にできる方法をご紹介します。
玄関のドアにマグネットを貼り付けられるなら、マグネット付きの収納ケースがおすすめです。
玄関のドアは外出するときに必ず目にするため、マスクの収納ケースがあれば取り忘れる心配はありません。ボックスタイプなら、引っ張るだけで必要なマスクが取り出せます。
フックタイプでマスクのゴムを引っかけて保管する方法も。ボックスタイプやフックタイプのマグネットが家になければ、100均ショップや雑貨屋で探してみましょう。
マスクの保管場所に迷ったら、引き出し付きの収納ケースもおすすめです。
引き出しの中のスペースが広すぎる場合は、仕切りでマスクのサイズに合わせるといいでしょう。マスクの保管場所がわかるように目印となるシールを貼ると、探す手間が無くなります。
玄関の棚に置く場所がある場合は、スリムな引き出し付きの収納ケースを置くといいでしょう。他の引き出しが空いている場合は、玄関で荷物の受け取りの際に必要な印鑑やボールペンを入れておくと便利です。
洗濯できる布マスクやスポーツタイプのマスクを保管する場合は、洗濯機で洗ったあとに吊るしておくと便利です。
洗濯機の上に突っ張り棒を取り付ける場合は、S字フックやクリップを併用するとマスクの吊り下げに活用できます。洗濯したあとはすぐに干して乾かせられるので、家事の効率化にもつながるでしょう。
洗濯機の上が難しい場合は壁掛けから吊るす方法もおすすめ。賃貸物件で壁掛けが難しい場合は突っ張り棒を活用しましょう。
また、洗濯機にフック付きのマグネットを取り付けて、マスクの干し場所として活用する方法もあります。
なるべくマスクの収納に出費を控えたい人は、100均ショップのアイテムで工夫するといいでしょう。
部屋に壁掛けがない場合は、100均ショップでワイヤーネットとフックを手に入れましょう。
立てかけられるワイヤーネットの好きな箇所にフックをかけるだけで、収納アイテムとして活用できます。マスク以外にも、家の鍵やキーホルダーを引っ掛けられるので機能的で便利です。
好きな飾りでアレンジすると、部屋のインテリアにできるメリットも。100均ショップにはフック付きのワイヤーネットも販売されています。
マスクが入るサイズの空き箱を再利用した収納はいかがでしょうか。
ウェットティッシュケースを使い切ったら、捨てずにマスク用の収納ケースとして再利用できます。清潔な状態で保管できるだけでなく、必要な枚数分だけ取り出せて便利です。
箱の裏側にマグネットを付けると玄関ドアに貼り付けられるため、マスクの取り忘れが防げます。マスクが入る箱であれば、工夫次第で便利な収納ケースとして活用できます。
マスクを洗濯して干したときに、洗濯バサミの跡が付いてしまった人も多いでしょう。
100均ショップでは、マスク用ハンガーも販売しています。マスク用ハンガーはマスクを干しても落ちないデザインのハンガーで、洗濯できる布マスクやメッシュ素材のマスクを使っている人におすすめです。
一般的なハンガーで干したときには、マスクの落下防止対策として洗濯バサミを使う必要があります。マスクに跡が付かないように、マスク用ハンガーで干すといいでしょう。
家族で使っているマスクの種類やサイズが違う、素材やデザイン違いのマスクを使い分けている、といった場合は家に大量のマスクがあふれがち。マスクの収納場所の悩みを解決するアイデアを3つご紹介します。
マスクは不織布・ウレタン・布など素材がいくつかあり、カラーバリエーションも豊富です。「素材の種類」や「色」、「仕事や学校・プライベート」で分けて収納すると、使いたいときに目的のマスクがすぐに見つかるでしょう。クリアボックスや透明の袋を使うと、一目で中身がわかって便利です。
家族1人ひとりが違うマスクを使っている場合、ごちゃごちゃにならないようにしっかり分けて収納する必要があります。1人ひとりに専用のポーチを用意する、小さな収納ケースの引き出しトレイを1人ずつに割り当てる、といった方法で仕分けましょう。ケースごと玄関や洗面室に置きやすく、出し入れも簡単です。外から中が見えない収納ケースは、ラベルを貼るとわかりやすくなります。
毎日使うマスクは、外出時にサッと取り出せる場所に収納するのも大事なポイントです。引き出しの奥や手が届きにくい場所は避けて、出かけるときの動線上で手に取りやすい場所に収納しましょう。
マスクをつける場所はどこでしょう?靴をはく直前なら玄関に、身だしなみのチェック時なら洗面室にと、マスクを着用する場所の近くに置いておくと移動する手間が省けます。たとえば、玄関に収納すると、万が一「マスクを忘れた!」と気づいて取りに戻っても、部屋まで行く必要がないので便利です。宅配便や突然の来客時にサッとマスクをつけて対応できるのもメリットでしょう。生活スタイルに合わせて、自分や家族に合う場所を見つけてくださいね。
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