ネイルケアをして美しい指先をキープしたい人の中には、セルフネイルケア派の方もいるでしょう。
定期的に自分でネイルケアすることで、健康的な自爪を育て、美しい手元が手に入ります。
セルフネイルケア初心者の方もすぐにネイルケアをスタートできるよう、おすすめの道具を紹介し、ケアの手順とやり方、注意点を紹介します。
セルフネイルケアするメリット
手元は意外と見られているもの。セルフネイルケアをしてきれいな手元を手に入れると、自信にもつながります。まずは、セルフネイルケアのさまざまなメリットを、一つずつチェックしていきましょう。
健康的で美しい手元をキープできる
人の手元は意外と目に入るもの。清潔感のあるきれいな手は、相手に好感を与えます。また、パソコンを打つ自分の指先がきれいだと、自分のテンションも上がりますよね。
ネイルサロンに通ってきれいにネイルしてもらうのはもちろん効果的ですが、セルフケアだけでも十分きれいにネイルを保てます。
セルフケアによって、自分だけでなく目の前にいる人もいい気分にしてくれる美しい手元を手に入れてみませんか。
セルフケアでネイルトラブルを防止
ネイルに関しては、爪切り程度のケアしかしていない方は、この機会にネイルをセルフでケアする習慣を身につけてみませんか。きちんとネイルケアをするメリットとしては、爪のトラブルを改善できる点が挙げられます。
ふだん何気なく使っている爪切りですが、爪を挟んでカットする爪切りは自爪への負担が大きく、爪の先端が割れてしまう二枚爪につながるケースもあります。爪切りの代わりにエメリーボードを使ってケアすれば、爪への負担も少なくきれいに爪を整えられるでしょう。
また、マニキュアは塗るけれど、ケアはあまりしていない人も注意が必要です。マニキュアを塗りっぱなしにしておくと、爪の変色を引き起こす場合があります。定期的なネイルケアによって、多くの爪トラブルを未然に防げるでしょう。
ネイルのもちがよくなる
ネイルケアによってトラブルを防いで健康的な自爪を育てると、ネイルのもちがよくなります。ネイルはベースとなる自爪が肝心。
甘皮や角質の処理が行われていないと、せっかくジェルネイルやマニキュアを塗っても、はがれやすくなってしまいます。
ジェルネイルやネイルカラーをしている方こそ、ぜひネイルケアをしてもちのよいネイルを手に入れましょう。
セルフケアする際に準備しておきたいネイル道具
セルフネイルケアをするにあたり、いくつかネイル道具を準備しておきましょう。ここでは、ネイルケアをする際に使用するネイル道具をチェックしていきましょう。
エメリーボード(ネイルファイル)
爪の長さや形を整えるエメリーボードは、ネイルケアの必須アイテムです。100均やドラッグストアでも見かけるエメリーボードは電動や材質、目の粗さが異なる、多種多様なエメリーボードがあるので、自分にあったアイテムを見つけてみてください。
バッファー
爪の先端をエメリーボードで整えたら、バッファーを使って爪の表面を磨きましょう。バッファーで爪を磨くと、表面の凹凸が平らになってピカピカになります。
キューティクルリムーバー
古くなった角質や甘皮をやわらかくする際に使うのが、キューティクルリムーバーです。使用すると角質がやわらかくなるので、甘皮を処理しやすくなります。
プッシャー
プッシャーは、爪の表面を滑らせながら、甘皮やルースキューティクルを押し上げる際に使います。
コットンと綿棒
不要になった甘皮やルースキューティクルは、コットンと綿棒を使って取り除きます。
キューティクルニッパー
コットンで取りきれなかった甘皮や爪周りのささくれは、キューティクルニッパーを使ってきれいにカットします。
フィンガーボウル
お湯で爪周りをふやかす際に使うフィンガーボウル。自宅にある小さめサイズのボウルなどでも代用可能です。
ネイルプレップ
ネイルプレップは、爪に付着した汚れや油分を取り除きます。ネイルケアの仕上げにジェルネイルやマニキュアを塗る人は、ネイルプレップも使いましょう。
ベースコート
ベースコートはお好みで塗らなくても問題ありませんが、二枚爪になりやすい人や爪の割れやすい人には、爪の強度を上げてくれるのでおすすめです。
ネイルオイル
爪の乾燥を防ぐネイルオイルは、近年さまざまなタイプが各メーカーより販売されています。お気に入りのネイルオイルをこまめに塗って、ネイルケアを習慣づけましょう。
ハンドクリーム
手の乾燥を防ぐハンドクリーム。ネイルオイルだけでもOKですが、バリア機能の高いハンドクリームを仕上げに塗るのもよいですね。
セルフネイルケアのやり方を詳しく解説
セルフネイルケアは順番も重要。道具を準備できたら、さっそくやり方をチェックしていきましょう。
【1】エメリーボードで爪の長さや形を整える
エメリーボードを45度の角度で爪に当て、一方向に動かしながら長さや形を整えていきます。
【2】バッファーで爪の表面を磨く
爪の表面をバッファーを使って磨きましょう。磨きすぎると爪は薄くなってしまうので、適度に磨くのがポイントです。
【3】キューティクルリムーバーとフィンガーボールで甘皮を柔らかくする
甘皮部分にキューティクルリムーバーを塗り、柔らかくします。その後、ぬるま湯を入れたフィンガーボウルに数分間指先を浸け、甘皮を取りやすくします。
【4】プッシャーで甘皮を押し上げる
指先の水分を拭き取り、再度キューティクルリムーバーを甘皮に塗ったあと、プッシャーで優しく甘皮を押し上げていきます。
【5】コットンや綿棒でいらない甘皮を除去する
プッシャーで押し上げられたいらない甘皮を、コットンを使って除去しましょう。100均などで手に入る綿棒を使うと、爪のキワ部分の甘皮もきれいに除去できますよ。
【6】キューティクルニッパーでささくれや甘皮をカット
ささくれや長くなっている甘皮は、キューティクルニッパーを使ってカットしていきましょう。
【7】ネイルプレップで油分やホコリを除去する
セルフネイルケアをした後にジェルやマニキュアを塗る場合は、ネイルプレップを塗りましょう。ネイルプレップを塗ると、爪に付着している油や汚れ、水分を除去できます。
【8】ベースコートを塗り、ネイルオイルやハンドクリームで仕上げる
ネイルプレップが乾いたら、ベースコートを塗ります。最後にネイルオイルを爪の根元を中心に塗り、軽くマッサージして完了です。ハンドクリームも塗る場合は、ネイルオイルを先に塗ってから、ハンドクリームを使いましょう。
セルフネイルケアで初心者が注意すべきポイント
セルフネイルケアをするうえで注意すべき点がいくつかあります。場合によって爪を傷めたり、効果が感じられなくなってしまうので注意しましょう。
甘皮の除去しすぎに注意
甘皮の除去はセルフネイルケアに欠かせない工程ですが、除去しすぎには注意が必要です。甘皮は爪と皮膚の間にあり、雑菌などを防ぐ役割があります。
甘皮をカットしすぎてしまうと雑菌や洗剤、除菌アルコールなどが皮膚に入り込んでしまうので、適度にカットするように心がけましょう。
保湿は毎日継続を心がける
手指の保湿は、セルフネイルケアをする時だけでなくこまめに行いましょう。継続的にネイルオイルやハンドクリームを利用すると、爪の乾燥や縦ジワなどを防いでくれます。
ネイルオイルとハンドクリームの順番
ネイルオイルとハンドクリームを併用する際は、保湿効果の高いネイルオイルを爪の根元を中心に先に塗り、その後にバリア機能の高いハンドクリームを手全体に塗っていきます。逆の順番で塗ってしまうと、十分な効果を得られない場合もあるので注意しましょう。
ネイル道具をそろえ、定期的なネイルケアによって、健康的で美しい自爪を育てられるでしょう。
セルフケアを続けるのは大変な面もありますが、自分でやりたいタイミングに、すぐケアできるのも大きなメリットです。
ポイントに配慮して、日々のネイルケアに励み、美しい手指を手に入れてみませんか。
各ブランドの商品一覧をご確認いただけます。