ネイルケアの道具一式と、使い方を紹介。きれいな手元を保つためには、ネイルケアは欠かせません。
ネイリストさんにお願いすれば確実ですが、自分でネイルケアができると時間やお金を節約できます。自宅にネイルケアの道具一式を揃え、セルフケアしながら、美しい爪を保ちましょう。
ネイルケアの基本道具は?初心者が揃えたい一式
まずは、ネイルケアに必要な道具一式をご紹介します。思ったよりたくさんあると思うかもしれませんが、すべての道具を一度に手に入れる必要はありません。自分の爪で気になるところをケアできる道具から買い揃えていきましょう。
エメリーボード(ネイルファイル)
エメリーボードは、爪の長さや形を整える時に使います。紙製や金属製、目が粗かったり細かくて繊細だったりと、さまざまな種類のエメリーボードがあるので、自分に合ったエメリーボードを見つけましょう。
バッファー
爪の表面を磨く時に使うのがバッファーです。凹凸をなくして、爪をピカピカにしてくれます。目の粗さが異なり、2~3種類の面が一つになったバッファーは、目的に応じて使い分けられるのでおすすめです。
プッシャー
爪の表面にプッシャーを当て、滑らせながら爪表面を覆っている薄い角質の膜であるルースキューティクルや甘皮を押し上げていきます。
コットンや綿棒
コットンや綿棒は、主にルースキューティクルと呼ばれる甘皮を除去する際に使います。いくつか用意しておきましょう。
キューティクルリムーバー
不要な甘皮や古くなった角質をやわらかくしてくれるのが、キューティクルリムーバーです。塗ってみると、角質がやわらかくなり、簡単に甘皮処理が可能に。
キューティクルニッパー
プッシャーで押し上げた不要な甘皮やささくれは、キューティクルニッパーできれいにカットします。
フィンガーボウル
フィンガーボウルは、お湯を入れて爪の周りをふやかす時に使います。フィンガーボウルは、家庭にある小さなボウルやタッパーなどでも代用できます。
ネイルプレップ
ネイルプレップは、爪に付着した油分や水分、ホコリを除去してくれます。ネイルケアをした後にジェルネイルやマニキュアを塗って仕上げたい人は、ネイルプレップも使用しましょう。ジェルやマニキュアを塗らない人は必要ありません。
ベースコート
ベースコートはお好みで塗っても、塗らなくてもOKです。ネイルケア後にベースコートを塗布すると、爪が割れたり、二枚爪になったりしてしまうリスクを防いでくれるので、爪の強度を上げたい人にはおすすめです。
キューティクルオイル
キューティクルオイルは爪の生え際に塗ると、爪の乾燥を防ぎ、爪をすこやかに保ちます。さまざまな種類のキューティクルオイルが販売されているので、お気に入りを一つは持っておくとよいでしょう。
ハンドクリーム
美しい爪を保つ上で、乾燥は大敵です。ハンドクリームをこまめに塗って、日々の手指の保湿をしましょう。
ネイルケアの道具を使ったケアの方法や流れ
ネイルケアの道具を手に入れたら、さっそく自宅でケアしてみましょう。ネイルケアの道具一式の使い方と、流れをチェックし解説します。
【1】エメリーボードで爪の長さと形を整える
手を清潔にしたら、エメリーボードを使って自爪の長さや形を整えましょう。エメリーボードは爪に対して45度の角度で当てながら、一方向に動かしていきます。
【2】バッファーで爪の表面を磨く
爪の長さと形を整えたら、バッファーで表面を磨いていきます。磨きすぎると爪が薄くなってしまうので、適度に磨くのがポイント。頻度は数週間に一度のペースで十分です。
【3】キューティクルリムーバーとフィンガーボールで甘皮を柔らかくする
甘皮にキューティクルリムーバーを塗り、柔らかくします。その後、ぬるま湯を入れたフィンガーボウルに数分間指先を浸けましょう。甘皮がさらに柔らかくなります。
【4】プッシャーで甘皮を押し上げる
指先の水分を拭き取り、再度キューティクルリムーバーを甘皮に塗ったあと、プッシャーで甘皮を押し上げていきます。その際にやり過ぎるとケガにつながるため、優しく押し上げていきましょう。
【5】コットンや綿棒でルースキューティクルやささくれを取り除く
プッシャーで押し上げられた甘皮をルースキューティクルと呼びます。ルースキューティクルは、コットンや綿棒を使って除去しましょう。
【6】ささくれや甘皮をカット
ルースキューティクルを除去したら、キューティクルニッパーを使って、ささくれや長くなっている甘皮もカットしていきます。
【7】ネイルプレップで油分やホコリを除去
ネイルケア後にジェルやマニキュアを塗る場合は、ネイルプレップを塗ります。爪に付着している油や水分を取り除いていきましょう。ジェルやマニキュアを塗らない人はネイルプレップなしでもOK。
【8】ベースコートを塗り、キューティクルオイルを塗って仕上げる
ネイルプレップが乾いたら、ベースコートを塗ります。最後にキューティクルオイルを爪の表面からキワにかけて塗り、軽くマッサージして完了です。
キューティクルオイルはハンドクリームを使用しても問題ありません。併用する場合は、キューティクルオイルを先に塗ってから、ハンドクリームを使いましょう。
ネイルケアグッズはどこで買う?
今回ご紹介したネイルケアグッズですが、どこで購入すればよいのでしょうか。種類豊富なネットショップや、実際に商品を手に取ってから購入できる実店舗など、選択肢はさまざまです。一つずつチェックしていきましょう。
ネットショップで購入
ネイルケア道具を販売しているネットショップは、探してみるとたくさんあります。
自宅にいてもボタン一つで購入できる手軽さが魅力であり、ネット上ではさまざまなショッピングサイトを見つけられるでしょう。ショップごとに、また値段や品質も、商品によって異なります。
多すぎて逆にどれを購入したらよいかわからない人は、まず予算を決めます。予算範囲内で商品を絞ったら、商品のレビューが見られるサイトもあるので参考にしてみましょう。
ドラッグストアや100円均一、雑貨屋さんなどの実店舗
実際に商品を手にとってから買いたい人は、身近なところではドラッグストアや100円均一などの実店舗でネイルケアグッズを購入できます。他に、東急ハンズやロフトなどの雑貨店の一角にネイルグッズが置いてあります。
ネイル用品の卸問屋
プロ御用達のネイルグッズを販売している卸問屋。ネイリストやネイル関係者しか購入できないお店もありますが、ネイル関係者以外の人が購入できる卸問屋もあります。
実店舗で商品展開しているお店もありますが、近年ではほとんどの卸問屋はネットショップを持っているので、ネットショッピングでの購入が可能です。ただし、ネイル関係者以外は定価で購入しなければならない場合もあるので、購入の際には注意しましょう。
フリマアプリ
フリマアプリにもネイルケアグッズはたくさん出品されています。中古品とはいえ、定価よりも安い価格で手に入るのは嬉しいですね。
ネイリストなどのプロが、なかなか手に入らないネイルケアグッズを出品している場合もあるので、気になる方はのぞいてみては。
自分に合ったグッズを選んで適切なケアを
11種類のネイルケア道具と使い方を紹介しました。ネットショップをのぞくと、材質や価格の異なるさまざまなケア用アイテムが販売されています。
どれにしようか迷ってしまう人は、道具一式がセットになっている商品もあるので、最初はセットを購入してみるのもよい方法です。自分に合ったネイルケア道具を選んで、美しい手元をキープしましょう。
各ブランドの商品一覧をご確認いただけます。