セラピストライター白井未奈子
サービス業を10年経験するなかで、リラクゼーション業務に出会い「人を癒す」ことに目覚める。
フリーランスに転向して以降は、ボディートリートメントとフェイシャルエステの知識を活かし、美容・健康系の記事執筆を中心に担当。今は手ではなく、文章で読者にくつろぎとすこやかさを届けることを目指している。
ポストコロナにうつり、不織布マスクはカラーを楽しむファッションアイテムになりつつあります。ウイルス飛沫を対策できるのは変わりませんが、ベージュやライトグレー、ラベンダーといったおしゃれな色がとくに人気。なりたい印象に合わせて選べるのが魅力です。
何色を選べば良いかわからないなら、リップの落ちにくさや小顔効果にも期待できる立体タイプに注目しましょう。近年カラーバリエーション増加中のため、お気に入りの一色が見つかるはずです。
マスクは、相手のウイルス吸入量を減少させる効果より、自分からのウイルス拡散を防ぐ効果がより高くなります。
相手と50センチの近距離に近づかざるを得なかった場合でも、相手だけがマスクを着用(布マスクで17%減、不織布マスクで47%減)するより、自分だけマスクを着用(布マスク又は不織布マスクで7割以上減)する方が、より効果が高く、自分と相手の双方がマスクを着用すると、ウイルスの吸い込みを7割以上(双方が布マスクで7割減、不織布マスクで75%減)抑える研究結果があります。
不織布マスクとは「ふしょくふますく」と読みます。「ふおりぬの」ではありません。
文字通り「織っていない布」を使っています。不織布は繊維あるいは糸を織ったりせず、熱的、機械的、化学的作用により繊維を接着またはからみ合わせた薄いシート状の布を総称した呼び方です。
粒子捕集性や通気性に優れているため、マスクのフィルター部に使われたり、紙おむつや生理用品などに幅広く使われています。
新型コロナウイルスの飛沫感染の研究が進む中、一般的に流通している4種類のマスクのうち、どのマスクが感染予防に効果的であるのかが明確になってきました。
一般的なマスクでは、不織布マスクが最も高い効果を持ち、次に布マスク、ウレタンマスクの順に効果があります。もちろん、人の顔の形は千差万別ですので、同じ素材のマスクの中でも、自分の顔にぴったりとフィットしているマスクの選択が重要です。また、マスクのフィルターの性能や布の厚さによっても差が出ます。
マスクを着用する習慣が浸透するいま、実にさまざまな色のマスクが販売されています。
基本的には、白や水色が主流だった不織布マスク。「飛沫感染予防対策には不織布マスクが効果的」である考えが浸透してからは、機能性はそのままにデザイン性を重視した多彩なカラーバリエーションから選べるようになりました。
今の生活においてマスクは欠かせないアイテム。現在では、仕事の服装に合わせて、顔の肌の色や目指す印象に合わせて、おしゃれに合わせて…とTPOやファッションに合わせ不織布マスクの色を選ぶひとたちが急増しています。
カラーのついた不織布マスクは、現在では数多くの実店舗やインターネット通販サイトで手に入ります。
簡単に手に入れたいと考える場合はインターネットの通販サイトが、いつでもどこでも好きな色を探して購入できるのでおすすめです。
おしゃれさやファッション性を重視したい方や、顔にあった大きさや肌の色に合わせて購入したい方の場合は、実店舗で実物を確認して買うのがいいでしょう。
血色マスクとは、くすみ系の淡いピンクやベージュなど、肌になじむ色に特化したカラーマスクです。
一般的な白いマスクに比べて肌なじみが良く、チークをさしたように、顔色を明るく見せられるのが特徴です。血色マスクの色を洋服やメイクの色とあわせれば、コーディネートに統一感が生まれ、おしゃれな印象を与えます。
血色マスクで現在注目されているのは、チークのように少しくすんだ赤色の「ローズ」。オレンジ寄りで温かみのあるコーラルピンクやアプリコットに近い「イエベ」、青みがかったピンクやラベンダーといったブルーベースの「ブルベ」など、パーソナルカラーにあった色が人気カラーとなっています。
不織布マスクのうち、近年では立体マスクのカラーバリエーションが急増しつつあり、人気沸騰中。ピンクやベージュをはじめとする血色カラーのほか、グレージュやモカブラウン、ラベンダーといった抜け感のある色もラインナップしています。立体マスクといえば、口元に空間のできる形で、息のしやすさや口紅の取れにくさがメリット。立体感をもたせるためにエッジが効いており、小顔に見せられるのも魅力です。不織布マスク選びで迷ったら、機能的でおしゃれな立体カラーマスクも選択肢に入れてみてください。
仕事やビジネス、冠婚葬祭、カジュアル、おでかけ用…不織布マスクはいまやシーンを問わず、さまざまな場面で活躍するので、何色を選ぶかも大切です。白・黒・ベージュ・ライトグレーといった人気カラーのTPOに合わせた使い分けや、男性・女性のファッションに合わせた人気色について解説します。
清潔感がある白は不織布マスクの定番の人気カラーであり、マスクの色が多様化している現在でも、最も人気のある色です。
日本人の好きな色としても常に上位にランキングされている人気色であり、嫌われるシーンはほとんどないため、女性にも男性にも年代を問わず使いやすい色と言えます。
もともと医療の現場で使われるマスクの色のため清潔感があり、ビジネスシーンや冠婚葬祭といった改まった場、フォーマルな場でも失礼に当たりません。
色の効果としては、マスク自体がレフ版の働きをするので、顔全体がパッと明るく見えます。
暖色系の淡いベージュや、寒色系のライトグレーは、男性女性ともにオンオフ問わず人気のカラーです。どちらの色も「洋服の色を問わず合わせやすい」「仕事やビジネスでのカチッとした服装でもカジュアルな服でも決まりやすい」「柔らかい色なので相手に圧迫感を与えない」といったメリットがあります。
ただ、冠婚葬祭といった改まった場では、カジュアルな印象を与える場合もあるため、フォーマルな場での着用は控えた方がよいでしょう。
韓国アーティストから人気に火がついた黒のマスクは、ファッションに合わせた着用では一般的なマスクの概念を覆すクールな印象のコーディネートに。
また、収縮色に分類される色のため、光を吸収すると周囲の色を引き締めて目立たせる効果があり、フェイスラインを引き締めて小顔に見せる効果も期待できます。
またファンデーション汚れや汗じみが目立ちづらく、清潔感を保ちやすいのも大きな色のメリットです。
しかし、黒の色の印象が、人によっては「圧迫感がある」「不吉なイメージ」といった声もあり、ビジネスシーンや目上や年配の方に会う時、冠婚葬祭といった改まった場では、着用は避けた方が無難です。
男性に人気のカラーは、オン・オフ共に淡い寒色系が人気です。
また、男性のファッションでジャケットは重要なアイテムなので、マスクの色はジャケットに合わせて選ぶと失敗がありません。
例えばネイビーのスーツやジャケットには、ブルー系のマスク、チャコールグレーのジャケットには淡いライトグレーのマスク…といった風に、ワントーン淡い色で選ぶと統一感が出るでしょう。
男性の服の色で人気のカーキやブラウンといった中間色のマスクは、できるだけ渋いカラーのほうが顔色や肌色に浮かずに合わせられます。
女性に人気のマスクカラーは暖色系の淡いカラー。血色カラーでも触れた通り、ヘアメイクに合わせたピンクやベージュ系が人気です。
特にピンクはカラーバリエーションが豊富に出ており、ビビッドカラーから淡いベビーピンク、最近大人気のローズカラーまでさまざま。
優しさや自然な赤みで血色よく見せるといったメリットが大きい色です。
また、ピンクだとちょっと可愛すぎると抵抗のある方におすすめなのがベージュカラー。マスク自体の存在感が目立ちすぎず、肌なじみが良い印象になるでしょう。
肌に一体化するように馴染むベージュのマスクは、白マスク同様好き嫌いが激しくないカラーのため、オフィスシーンにもしっくり馴染み、大人の女性にもぴったりです。
ハピネスダイレクトで「あなたの好きなカラーはどれ?」と投票をつのった結果、人気No.1はふんわりやさしい血色カラーの「チェリーピンク」でした。次いで、No.2は服装に合わせやすいと人気の「シャンパンゴールド」で、No.3はまばゆい黄色で押し活にもぴったりの「カナリアイエロー」。次いでワインレッド・ロイヤルネイビー・クイーンパープルと、シックで華やかなカラーが上位に食い込む結果となりました。
ハピネスダイレクトのカラーマスクは肌なじみの良い色から、なかなか他に見ないビビットカラーまでバリエーションが豊富。「何色を選ぼう…」「つけたいカラーがない!」と不織布マスク選びで悩んだら、三次元カットカラーマスクにぜひご注目ください。
不織布マスクを何色にしようか迷うなら、自分に合ったカラーを導き出してくれるパーソナルカラー診断を活用するのも一つの手です。パーソナルカラーとは「その人の生まれ持った髪や肌などの色素と雰囲気が調和する色」であり、現在では有料、または無料の診断サイトで、自分のパーソナルカラーが詳しくわかります。
「マスクはいつもつけるから、自分の髪色や肌色に本当に客観的に似合う色が知りたい」といったニーズが高まり、パーソナルカラー診断を受ける人も増加しているようです。自分にしっくり合う不織布マスクを選びたいなら、ぜひ受けてみてください。
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