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【美容師執筆】髪が乾燥してパサパサに…シャンプー・トリートメント・ヘアケアを見直して対策するには

へアケアHAIRCARE
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2024/02/09

髪が乾燥してパサパサするのは、キューティクルが開いているから。毛髪内部に水分を留めておけず、うるおいが失われている状態です。
キューティクルが開く原因としては、「外的刺激によるダメージ」「加齢による髪質の変化」「間違ったヘアケア」「季節の影響」「生活習慣の乱れ」が挙げられます。
髪の乾燥を防ぐために、まず原因を知って、髪に合った適切なケアをおこない、ツヤツヤの髪を目指しましょう。

 

髪が乾燥してパサパサに!髪に何が起こっているの?

乾燥している髪は、パサパサ、ゴワゴワとした質感をしているのが特徴です。髪の毛全体が膨らんで見えたり、まとまりがなくなったりと、見た目にも変化があらわれます。
乾燥している髪は、キューティクルが開いた状態にあります。肌でいうと、ひび割れが起きているイメージです。

キューティクルが開いた状態

キューティクルは、髪の水分を保持したり、外的刺激から髪を守ったりする役割があります。つまり、キューティクルが開いていると、毛髪内部のうるおいを留めておけず、さらには外気の乾燥の影響も受けやすくなってしまうのです。

 

髪がパサパサ乾燥するのはなぜ?考えられる原因

キューティクルは、なぜ開いてしまうのでしょうか?原因は、「外的刺激によるダメージ」「加齢による髪質の変化」「間違ったヘアケア」「季節の影響」「生活習慣の乱れ」にあります。

外的刺激によるダメージ

キューティクルが開いてしまう主な原因は、外的刺激によるダメージです。たとえば、カラーやパーマといった施術が挙げられます。
とくに、いつも市販のカラーリング剤を使用している方は要注意。安価で手軽に髪の毛を染められる優れものですが、裏を返せば簡単に染められるように染料が濃くつくられています。
さらに、根元と毛先を同じ染料で染めるわけです。根元の生えたばかりの髪の毛と、すでにダメージが蓄積された毛先に同じダメージが加わると考えたら…。毛先が乾燥してパサパサになってしまうのは、仕方がないですよね。

加齢による髪質の変化

年齢を重ねると肌の乾燥が気になってくるように、髪も加齢とともに乾燥しやすくなります。よく「お肌の曲がり角」といいますが、実は髪にも曲がり角があるといわれており、年齢の目安は35歳です。
たとえば、女性の場合、30歳を過ぎたころから毛髪内部にある「セラミド」が減少し始めます。セラミドには、水分を保持したり、キューティクルをくっつけたりする役割があるため、減少すると乾燥やキューティクルの開きを引き起こしてしまうのです。また、頭皮の乾燥もパサパサな髪の原因です。乾燥した頭皮は血行が滞っているため、栄養が十分に行き届きません。その結果、髪の毛をつくる毛母細胞の働きが弱まり、髪が細くなったり抜け毛が増えたりします。

間違ったヘアケア

毎日おこなっているヘアケアが、実は乾燥を引き起こしているケースもあります。たとえば、頭皮を強く擦る、タオルでゴシゴシと拭く、ドライヤーを長時間当て続ける、といった行為です。
また、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)のつけすぎにも要注意。髪の毛がコーティングされすぎていると、ドライヤーを使ってもなかなか乾かないため、必然的にドライヤーの当てすぎにつながります。
よかれと思っているケアに、パサつきの原因があるかもしれません。

季節の影響

夏の紫外線、冬の乾燥といった季節特有の要素も、髪の乾燥を悪化させる原因です。とくに冬場は、肌と同じように髪も乾燥しがち。空気の乾燥に加えて、暖房の風や静電気がキューティクルにダメージを与えています。
また、春の花粉やPM2.5といった目に見えない微細な粒子の付着も、髪の乾燥につながっています。

生活習慣の乱れ

乱れた食生活や睡眠不足、ストレスは体の健康にとって大敵です。髪の毛も同じで、不規則な生活をおくっていると、髪の毛が十分に成長できず、パサパサと乾燥してしまいます。
たとえば、偏った食事や過度な食事制限をすると、髪の健康維持に必要な栄養素が不足します。また、寝不足は「成長ホルモン」の分泌を減少させるため、髪の成長に必要なタンパク質の合成が間に合わなくなるリスクがあるのです。

 

髪の乾燥を防ぐための対策方法

髪が乾燥してパサパサに

髪の乾燥を防ぎ、パサパサ髪とサヨナラするためにはどうしたらよいのでしょう。答えは簡単で、乾燥の原因を遠ざけたり、ヘアケアの方法を改善したりすればよいのです。具体的にどのような点に注意すべきなのか、詳しく解説します。

外的刺激は可能な限りシャットアウト

「カラーやパーマは、極力避けましょう」と理屈はわかっていても、髪の毛をキレイに保ったり、好みのスタイリングを我慢したりするのはなかなか難しいもの。そこで、刺激をできるだけシャットアウトするように工夫してみましょう。
たとえば、カラーに関しては、やはり美容室での施術がおすすめです。美容師が髪の状態を見ながらカラーリング剤や色味を提案してくれるため、髪へのダメージを最小限に抑えられます。また、根元だけを染める「リタッチ」も可能です。
パーマの場合は、頻繁にパーマをかけすぎないように注意しましょう。同じ箇所に3回以上パーマをかけると、髪にダメージが蓄積されるといわれています。ダメージが気になってきたら、カットを検討しましょう。

加齢による乾燥はヘアケアアイテムの見直しを

「年齢を重ねるごとに乾燥が気になってきた」と感じる方は、ヘアケアアイテムを見直すタイミングです。肌に使用する基礎化粧品が年齢とともにかわるように、髪に使用するアイテムも髪の状態に応じたものに変えるのがベストです。
洗浄成分は「アミノ酸系」や「ベタイン系」がおすすめ。とくにアミノ酸系は、髪のうるおいを守りながら洗えるといわれているため、髪のパサつきが気になる方にぴったりです。また、「セラミド」や「ヒアルロン酸」などの保湿成分が配合されているかもチェックしてみてください。コンディショナーやトリートメントはもちろん、シャンプーにも配合されていると、洗い流すときに必要なうるおいを留めておけます。

<加齢による乾燥のヘアケアアイテム選びのポイント>

  • ・洗浄成分がやさしいシャンプーを選ぶ
  • ・保湿成分が配合されている製品を選ぶ

空気の乾燥はトリートメントで対策を

気温が下がり、空気が乾燥する冬は、トリートメントをうまく取り入れましょう。

<トリートメントとコンディショナーの違い>

トリートメントとコンディショナーの違い

トリートメントには、髪を補修する働きがあるため、乾燥している髪を整えたいときには、積極的に使用してみてください。
また、オイルタイプのアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)も、髪のパサつきに有効です。髪の毛をコーティングして保護してくれるので、暖房の風や外気の乾燥対策に活躍しますよ。

タンパク質とビタミンの摂取、良質な睡眠時間の確保を優先して

髪が乾燥しているときは、体の状態も確認してみてください。肌は乾燥していませんか?なんとなく体調がよくないと感じていませんか?もし不調が見られるようであれば、原因は生活習慣の乱れかもしれません。
まずは食生活を見直してみましょう。健やかな髪をつくるためには、主に以下の3つの栄養素が必要です。

  • ・ タンパク質
  • ・ ビタミン
  • ・ 亜鉛

とくに、髪の毛の主成分「ケラチン」をつくっているタンパク質は、積極的に摂取したいところ。肉・魚・卵・豆類・乳製品などを意識して食べてみてくださいね。
また、良質な睡眠も大切な要素です。髪の毛を成長させる「成長ホルモン」は、睡眠中に分泌されるためです。しかし、睡眠時間を意識しすぎて、寝よう寝ようと思う気持ちは、かえってストレスの原因となる場合があります。
睡眠時間よりも「質のよい睡眠」を意識しましょう。朝スッキリ起きられる睡眠時間や、寝るまでのルーティンを探して、自分に合った「睡眠習慣」を見つけてみてください。

 

髪の乾燥を防ぐ正しいヘアケアのやり方をチェック

毎日のバスタイムのヘアケア、きちんとできていますか?シャンプーからドライヤーで乾かすまで、基本的な流れを、一度確認しておきましょう。

髪を乾燥からいたわるシャンプーから乾燥までの流れと手順

(1)シャンプー前にブラッシングする

  • ・絡まりをほぐす
  • ・髪表面に付着しているホコリやスタイリング剤、頭皮の皮脂などを浮かせる

(2)シャンプー前の予洗い(シャワー)をしっかりおこなう

  • ・お湯の温度は40℃未満
  • ・汚れの6割を落とすイメージで洗う

(3)シャンプーをする

  • ・手のひらで泡立ててから頭につける
  • ・指の腹を使い、ていねいに洗う
  • ・すすぎ残しのないようしっかり流す

(4)コンディショナー・トリートメントをつける

  • ・中間から毛先を中心にコンディショナーをつける
  • ・ダメージに応じてトリートメントやヘアマスクを使用する
  • ・トリートメントは髪の水気を絞ってからつける
  • ・トリートメントは毛先からつけ始める
  • ・ぬめりがなくなるまできちんと洗い流す

(5)ドライヤーで乾かす

  • ・髪を挟み込むようにタオルドライをして水気をとる
  • ・アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)をつける
  • ・根本から乾かす
  • ・乾かしすぎに注意
  • ・最後は冷風をあててキューティクルを閉じる
 
髪の毛が乾燥してパサつきやすいときは、髪が触れる布類にも気を配ろう

ヘアケアや生活習慣を見直しても、イマイチ手ごたえを感じられないときには、髪に触れる衣類を見直してみましょう。
たとえば、枕カバーはどのような素材を使用していますか?夏はひんやりと感じる素材、冬はあたたかな起毛素材を使用している方もいるのではないでしょうか。しかし、何気なく使っている素材が、髪にダメージを与えているかもしれません。
髪に触れる生地は、天然素材を選ぶのがベストです。枕であれば、シルク素材がおすすめ。摩擦を抑えられ、保湿性にも優れているため、髪の乾燥を軽減できる可能性があります。
髪が乾燥する原因はひとつではありません。ヘアケアの方法、カラーやパーマの頻度、シャンプーやトリートメントの成分、生活習慣など、できるところから見直して、髪の毛の乾燥対策を始めてみてくださいね。

  • 中村里歩

    美容×健康ライター中村里歩

    元美容師で「超」がつく美容・健康マニア。試した美容法・健康法は数知れず…。経験を活かし、美意識の高い女性や、健康に悩む男性に寄り添う記事を執筆するべく活動中。
    モットーは「明るく前向きに」「日進月歩」。AIに負けない、読者への愛がたくさん詰まった記事を執筆するため日々勉強中。