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【キューピーコーワ編・ヒット商品の理由②】疲れをなんとかしたい気持ちに寄り添う!KOWAの愛されブランド70周年ヒストリー

ビタミン剤・滋養強壮剤VITAMIN MEDICINE
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2024/10/02

日々蓄積し続け、出口も見えない疲れに押しつぶされそうな毎日。「なんだか疲れた」「もう歳には勝てないのかな…」
慢性的な疲労に悩む現代人にとって、今や疲労とは肉体的な問題だけではありません。人間関係や環境の変化から生じるストレスからくる疲労も身近な存在に。
時代や環境が変われば、疲れの原因や中身も変わります。だから、KOWAは毎日の活力を何とかしたいと、サポートを必要としている人たちのそばで、つねに寄り添ってきました。
同時に『キューピーコーワシリーズ』も、時代によって変わる疲労の悩みに寄り添い、アグレッシブに変化し続けています。
70年間歩み続けたKOWAブランドの足跡を、じっくりと紐解いていきましょう。

 

【キューピーコーワの製剤技術】戦後の栄養不足を支えたい思い

戦中戦後の食糧難は非常に辛いものでした。
1945年時点での日本の乳児死亡率は約80‰※1を超え、アメリカの2倍も高い状況に…。また、1949年時点の5歳男児の推計発育阻害率は約40%と示されており、多くの国民が栄養不足に見舞われていたのです。※2
「時代」が栄養補給を求めるなか、1954年に発売されたのが、初代キューピーコーワ

薬の飲みやすさと安定性を重視して、初代キューピーコーワには、糖衣錠が採用されました。糖衣錠は、薬を糖類でコーティングしており、苦みや臭いを軽減し、水分や光による分解を抑制して安定性を高めるメリットがあります。
しかし、一般的なフィルムコーティング錠に比べて製造工程が多いため、当時の製剤技術としては難易度が高かったのです。その難題に果敢にチャレンジしたのは、KOWAの熟練した職人たち。すぐれた技術で糖衣錠をつくりあげ、高い品質の錠剤を世に届けたのです。

※1パーミルは1000分の1を1とする単位。・1000人あたり80人
※2参照:「戦後日本の栄養状態改善の経験とその教訓」/独立行政法人国際協力機構(JICA)


第二次世界大戦中、B-29による焼夷弾投下で廃墟となった東京

 

【キューピーコーワの生薬成分】疲れをとるための"栄養補給"に着目

貧しい食生活による不調から国民を守るために、競合他社も「栄養補給」を目的としたビタミン配合の薬剤を販売していました。
そんななか、国民の「疲れをとるための栄養補給」にいち早く着目していたのがキューピーコーワです。

ただ単に、栄養補給するだけでは体内でうまく活用されない。
体内に摂り入れた栄養を活用できなければ、疲れはとれない。


その突破口を模索し、たどり着いたのが生薬『オキソアミヂン』でした。
オキソアミヂンはニンニクから抽出された成分で、優れた滋養強壮効果をもちます。血流やビタミンの吸収率をアップさせて、体中にビタミンを届けて疲れにアプローチするのです。オキソアミヂンは今(2024年時点)もなお、キューピーコーワシリーズにおいて数多くの商品に使用されており、"縁の下の力持ち"を担い続けています。

 

【キューピーコーワの新たな視点】時代とともに変化する疲れや悩み

やがて時代とともに「たまった疲れをなんとかしたい」と考える人たちはそれまでの想定を超え、どんどん増えていきます。
KOWAは世間の人たちの声に耳を傾け、丁寧に拾い上げていき、そのたびに、キューピーコーワの形状や伝えたいメッセージは変わっていきました。

1980年代後半から1990年代にかけてのバブルの全盛期や直後は、残業や仕事帰りに深夜まで飲みに行く男性社員が多かった時代。
生活習慣や飲酒に起因する肉体的な疲れをなんとかして、朝再び出勤する気持ちを奮い立たせたいと考える男性たちがフィーチャーされていました。
そんな男性たちに支持されたのが、1978年発売の 『キューピーコーワゴールド』です。

多くの女性たちだってみんな等しく疲れていた

一方で、1980年代に男女雇用機会均等法が制定され、女性の社会進出が目覚ましくなる時代が到来します。
男性同様に仕事をもつ女性の"疲れ"が注目され始めます。もちろん毎日の家事や子育てに奔走する女性だって、疲れをとりたい気持ちは一緒。女性だって男性同様、ずっと疲れていたのです。

そんな時代の流れを感じとり、KOWAは1980年代より、広告やCMでいちはやく女性の起用を始めました。
「女性も疲れている。疲れをとりたいのは男性と一緒」というメッセージを、CMや広告で表現し、多くの方に届けていったのです。
また、これまでのビタミン剤や滋養強壮剤は、ドリンクタイプが主流で、“仕事で疲れた男性が薬局で購入して飲む”イメージが色濃くありました。
一方、キューピーコーワの商品の多くはドリンクタイプではなく糖衣錠で、イメージ的に女性が手に取りやすかったのかもしれません。

栄養ドリンクをごくごく飲みたいのは男性だけではなかった

KOWAは、それまで「錠剤派とドリンク派の属性は違う」と考えていましたが、錠剤をのむ人もドリンクを飲む実態が明らかになりました。
1999年からは一般用医薬品の販売に関する規制緩和により、一部の医薬品が医薬部外品(現在の指定医薬部外品)に移行し、ドリンク剤などがコンビニエンスストアでも購入が可能に。
2004年発売の『キューピーコーワドリンクソフト』は、女性好みの風味にこだわった甲斐があり、女性から高く支持されたのです。
キューピーコーワのアイテムは、疲れをとりたい人の身近に寄り添えるよう、販路を拡大していきました。

 

【キューピーコーワの新たな挑戦】とりまく環境が疲れを生む時代

2000年の日本では、オフィス業務のデジタル化やパソコンが急激に普及。眼精疲労や肩こりに悩む人のニーズに応えて『キューピーコーワi』を発売しました。
2009年には、成分を強化して※3『新キューピーコーワi』としてリニューアルし、2010年頃から急激に普及したスマートフォン愛用者にも、高く支持を得たのです。

さらにスマートフォンの使用時間が増えると、睡眠時間内で疲労を回復した満足感を得られない人が増加していきます。
そこで2010年、就寝前に服用可能なノンカフェイン処方の 『キューピーコーワヒーリング(2錠)』をコンビニ限定で発売しました。

※3新キューピーコーワiはキューピーコーワiの処方を見直し、「L‐アスパラギン酸マグネシウム・カリウム」を配合。さらに、オキソアミヂン末(ニンニクの抽出成分)を20%増量

「寝る前に栄養補給する大切さ」が注目され日本中にバズった

2019年、発売からしばらく経った『キューピーコーワヒーリング』が、人々の間で大きな話題となりました。それは、「元気な朝を迎えるための睡眠前の栄養補給の重要性」についての、ある小さなつぶやきがきっかけでした。
当時、ノンカフェインで睡眠前にもおすすめの滋養強壮剤は、まだあまり知られていなかったため、このつぶやきは多くの人々の関心を集め、急速に広まっていったのです。

『キューピーコーワヒーリング』はコンビニで2錠から買い求められるスタイルだったので「今日はしっかり休息をとりたい」「出張時に疲れをとりたい」と考える方や、まずは試してみたい方のニーズにぴったり寄り添えました。
現在キューピーコーワヒーリングシリーズは、『キューピーコーワヒーリング錠』及び『キューピーコーワヒーリングドリンク』の2製品を販売。しっかり休息したいお客様たちをサポートしています。

環境の大きな変化で新しい疲れが世間に根付いてしまった

また、働く世代のニーズの多様化に合わせて厚生労働省による働き方改革が推進中。残業時間の上限規制(原則として月45時間・年360時間まで)が、大企業は2019年4月に、中小企業は2020年4月から施行され、仕事から早く帰宅する傾向が強くなりました。
同時に2020年から3年間は、新型コロナウイルスの流行により、他人と接する機会が減少。テレワークやオンライン教育などデジタル化が普及し、便利なスマートフォンやタブレットの画面を見る時間も増加しました。
コロナ禍は、眼精疲労の症状緩和効果がある『キューピーコーワiプラス』をはじめ、目がツラいときのためのキューピーコーワiシリーズのニーズが再燃したのです。

さらにステイホームや在宅ワークの推進があり、他者とのコミュニケーションが減る一方で、家に閉じこもる時間が増加。
今までとは違う生活スタイルの変化に、疲れを感じる方が多くなった時期でもありました。
2021年から発売されている『キューピーコーワゴールドαプレミアム』には、疲労に効果的なビタミンB群に加えて、現代人が抱える疲れに対応するために、滋養強壮作用を持つ植物性生薬であるエゾウコギ乾燥エキスとトチュウ乾燥エキスなどを配合しています。

疲労をとりたいお客様にどこまでも寄り添ったら多様な商品が生まれた

さらに、多様化する特異な悩みの声をキューピーコーワは拾い続けていきます。
お客様の悩みに寄り添う形で、2014年にはひざなどのツラい関節痛・神経痛に効果的な『キューピーコーワコンドロイザー』を、2016年には重だるい腰痛を緩和する『キューピーコーワコシテクター』を発売。
2020年には、ダイエット中の方や糖類を控えたい方の要望に応えて、糖類ゼロで1本あたり11kcalの『キューピーコーワαZEROドリンク』を発売しました。

 

【キューピーコーワが愛され続ける理由】70年間で培った3ポイント

キューピーコーワが70年間、お客様の身近な存在として愛されてきた理由。
それは、常に時代の悩みに合わせて、配合成分や剤形を柔軟に変化させてきた姿勢にあります。
KOWAが創業から今まで大切にしていること。
それは「お客様の声に耳を傾けること」です。定期的に調査を実施して、あらゆる年代の方の生活や健康の悩みを吸いあげています。

そしてお客様の声を理解するためには、いただくお手紙や調査だけでなく、販売店とお客様とのやり取りを知る努力も重要です。
インターネットが普及した今でも、営業部の社員が薬局やドラッグストアといった販売店に一軒一軒足を運び、生の声をうかがっているのです。店員さんと顔の見える距離感を保ち、お客様の声を大切に持ち帰っています。
また、販売店の薬剤師さんや販売員さんに対して商品説明会を実施し、商品の良さを理解したうえで、安心してお客様におすすめしてもらえるよう努めているのです。

【理由1】オキソアミヂンと悩みに応じた成分選定

キューピーコーワの特徴は、疲れをとるために必要なビタミンB群を身体で活用しやすくするために、生薬をプラスしている点です。さらに、悩みに応じて生薬の種類を変えています。
例えば、血流やビタミンの吸収を促進させる生薬オキソアミヂンはキューピーコーワシリーズのほとんどの商品で使われています。また、悩みに合わせた生薬を加えているのです。
例えば、滋養強壮作用のあるエゾウコギや、栄養不良に伴う目覚めの悪さや眠りの浅さの改善に効果的なチョウジといった処方で、悩みに効率的にアプローチします。
ビタミンを補給するだけでなく生薬との相互作用で身体を整えて、元気な生活に戻るためのサポートとなるよう心がけているのです。

【理由2】ずっとファンでいてくれるお客様との絆

KOWAには、キューピーコーワブランドのファンの方々から時折、お手紙が届きます。
中には、28年前に発売した『キューピーコーワゴールドA』について「どうか今後も販売を辞めないでほしい」と、手紙を届けてくださる根強いファンの方もいらっしゃいました。
キューピーコーワブランドの商品は、時代に合わせて処方や成分を変え、さまざまな新商品が登場しています。しかし、ずっと変わらず愛し使い続けてくださるファンの皆様の声と気持ちが、ブランド全体の活力として日々支え続けてくれるのです。

【理由3】KOWA社員一人ひとりがいだき続けた製品への思い

KOWAはさまざまな役割を担う人たちの、よりよい商品を届けたい“思いの力”により成長してきました。今もなお、皆さんに支持していただいて、キューピーコーワブランドが70周年を迎えられたのは、長きにわたりKOWAで開発・製造・営業に携わってきた人たちの、努力の積み重ねによる結果だと信じています。
それを理解しているからこそ、さらなる未来につないでいく気持ちをKOWAの社員一人ひとりが大事にしています。
効果的に疲れをとるといった根本を大事にしつつ、時代に合わせて処方を進化させ、お客様のニーズに寄り添い続けていくのが、私たちのミッションです。

 
【キューピーコーワのこれから】変わり続ける中で変わらない姿勢

KOWAは、一軒の綿布問屋から始まり、創業以来ずっと人々の悩みや困りごとに耳を傾け、生活を支えてきました。
キューピーコーワが、Q&Pに込められた"Quality&Perfect"というコンセプトを70年間一貫してきたように、その姿勢は、これからも変わりません。

現在は薬局・ドラッグストア・コンビニエンスストアだけでなく、オンラインでお客様とダイレクトにつながれるようになったのです。
KOWA公式ブランドページ・SNS・さらに通信販売のプラットフォーム(ハピネスダイレクト)を通して、店頭では伝えきれないKOWAからの情報やメッセージも伝えられるようになりました。

これからも私たちは正しい情報をお伝えして、人とふれ合い、対話から得られる生の声を大切に持ち帰って、よりよい商品づくりに活かしていきます。