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汗をかきやすい人の特徴とかかない方法とは?発汗メカニズムに適した対策とセルフケアで快適な毎日へ

2025/02/05

汗をかきやすい人の特徴は個々に異なりますが、とくにワキや背中・頭、鼻やおでこといった顔面から拭き出す汗に悩む方が多くいます。なかには、「病気が関係しているのでは?」と不安を感じてしまう人も。暑さや運動でかく汗は、新陳代謝がよく健康的な証拠といえますが、日常生活に支障を来している場合は深刻な問題です。発汗のメカニズムを知り、適切なセルフケアや対策方法を実践して、快適な生活を目指しましょう。

 

汗をかきやすい部位はどこ?

汗のかき方には個人差がありますが、体で最も汗をかく部位は額(おでこ)とされています。生命維持に重要な脳を熱から守るための仕組みと考えられており、脳がオーバーヒートしないよう、汗をかいて熱を放散する機能が発達しているのです。また、一般的に末梢部(腕や足)よりも体幹部(胸や背中)のほうが、発汗量が多くなります。
さらに、全身から発汗する人もいれば、ワキや手・足・顔・頭といった特定部位から顕著に発汗する人もいます。

 

そもそも汗とは?

汗とは、人間や動物の皮膚にある汗腺から分泌される液体を指します。成分のほとんどは水分です。汗を分泌する汗腺には、「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。

エクリン汗腺の特徴

毛がない全身の皮膚に開口しています。エクリン汗腺から出る汗は、透明でニオイがなく、さらさらとしているのが特徴です。運動や暑さで体温が上昇した際に汗を出し、体温を下げる手助けをします。

アポクリン汗腺の特徴

ワキや耳・乳輪・外陰部といった特定部位の毛根に存在します。アポクリン汗腺から出る汗は、脂質やタンパク質を多く含み、白濁してベタつきがあるのが特徴です。汗自体は無臭ですが、皮膚にある常在菌により分解されるとニオイが発生します。

 

汗にはどんな役割がある?

汗は体を正常に保つために欠かせない存在で、自律神経の命令により分泌されます。汗の最も重要な役割は、「上昇した体温の冷却」です。さらに、有害物質(老廃物や過剰な塩分など)を体外に排出して体を清潔に保ったり、性ホルモンと関連してフェロモンとしての役割を果たしたりすると考えられています。

 

発汗の種類とメカニズムとは?

発汗が起こる要因は、大きく3つあります。1つ目は、運動や暑さによる体温上昇時に現れる「温熱性発汗」。2つ目は、緊張・不安といったストレス時にワキや手のひらに現れる「精神性発汗」。3つ目は、辛い食品を食べたときに神経が刺激され、頭や顔に現れる「味覚性発汗」です。3通りの発汗メカニズムを見ていきましょう。

温熱性発汗のメカニズム

体温調節を司る中枢神経(脳にある視床下部)が体温上昇を察知すると、体温を下げるために全身の汗腺へ汗を出すよう指令を出します。すると、血管中にある血しょう(血液から血球をはじめとした固形成分を除いた液体)が汗腺に集まるのです。血しょう中に含まれる血液成分(おもに塩分)は体内に必要なため、再吸収されます。そして、汗腺から余分な水分が排出されて汗となるのです。

精神性発汗のメカニズム

詳しい仕組みは未解明ですが、緊張や不安といった強いストレスがかかると、脳にある前頭葉や辺縁系が活性化され、ワキや手のひら・足裏に瞬時に汗をかく場合があります。
温熱性発汗とは異なり、血液成分を再吸収する間もなく一気に排出されるため、汗は栄養成分を多く含み、ベタベタしているのが特徴です。

味覚性発汗のメカニズム

おもに辛い食べ物を摂取した際に、頭皮や顔面といった上半身、とくに鼻や頭・口の周りに見られる汗です。役割は明確には解明されていませんが、一説として、辛味による刺激が口腔内の温度を上昇させたと脳が誤認し、冷却するために汗を分泌すると考えられています。

 

要注意な汗とは?

汗は体を正常に保つ働きがあり、健康維持に必要です。そのため、風邪や疾患により発熱した際には、体温を下げるために汗をかきます。また、急性の出血や外傷で血圧が低下すると、血圧を維持するために冷や汗が出るのです。
一方、「ベタベタした汗」や「日常生活に支障を来すほどの大量な汗」は不快感や生活の質を低下させるため、セルフケアや治療を必要とする場合があります。

ベタベタした汗

ベタベタしたアポクリン汗腺から出る汗は、さらさらしたエクリン汗腺から出る汗に比べて、汗粒が大きく、不純物が多いのが特徴です。そのため、蒸発しにくく、体温調節がスムーズに行われません。また、常在菌と混ざると、わきがの原因となるので要注意です。
普段から涼しい部屋で過ごしていたり、運動不足で汗をかかない生活をしていたりすると、エクリン汗腺やミネラルの吸収機能が衰えてしまいます。さらさらした健康的な汗をかくには、生活習慣の見直しが必要です。

日常生活に支障を来すほどの大量の汗

暑さや運動によって、よく汗をかく方は、新陳代謝が活発で健康的な証拠であるため、とくに問題はありません。
一方、季節や運動の有無に関係なく、滴り落ちるほどの汗をかく方は要注意です。原因はまだ明らかになっていませんが、遺伝的な要素が関係していると考えられています。
全身から発汗するケースもあれば、ワキや手・足・顔・頭といった特定部位から発汗する場合もあり、なかには治療が必要なケースも。つぎのチェックリストを確認してみましょう。

大量な汗、受診の有無の見極め方は?

「汗がひどくて困る…。」そんな悩みを抱えている方でも、適切な治療により改善する可能性があります。6カ月以上も過剰な発汗が続いているのに加え、下記のチェックリスト6項目のうち2項目以上に該当する方は、一度皮膚科の受診を検討しましょう。

<受診が推奨される汗のチェックリスト>


  • ① 症状の発現が25歳以前
  • ② 左右に同じくらい多量に汗をかく
  • ③ 睡眠中は汗が少ない
  • ④ 家族歴がある
  • ⑤ 週に1回以上、多量の汗で困ると感じる
  • ⑥ 多量の汗で、日常生活に支障を来す

部位別の要注意ポイント

上記のチェックリストに該当する症状は、全身に現れるケースもあれば、特定部位だけに現れるパターンもあります。とくに症状が現れやすい、ワキ・手・足・顔・頭の要注意ポイントも確認しておきましょう。

<ワキ汗の要注意ポイント>


  • ・ 衣服に目立つ汗ジミができる
  • ・ 頻繁な着替えが必要になる


<手汗の要注意ポイント>


  • ・ 手のひらが常に湿っている
  • ・ 手のひらに水滴ができる
  • ・ 書類や本が汗で濡れる


<足汗の要注意ポイント>


  • ・ 靴下が常に湿っている
  • ・ 靴を履かずに歩いた際、汗で足跡が残る
  • ・ 足のニオイが気になる


<顔汗の要注意ポイント>


  • ・ 一日中、顔から汗が止まらない日がある
  • ・ 顔汗が多く、タオルが手放せない場合がある


<頭汗の要注意ポイント>


  • ・ 頭皮から汗がダラダラ流れる
  • ・ 汗で毛髪が濡れて、ポタポタと落ちる
  • ・ 頭皮から汗が出ると止まらない
 

汗をかきやすい人の対策とセルフケア方法とは?

汗をかきやすい人の特徴とかかない方法とは?

発汗は、私たちの体を正常に保つために必要なシステムで、自律神経の交感神経が優位になると促進されます。汗を根本的に抑えるには治療が必要ですが、過剰な発汗の軽減には、交感神経を活性化させないように生活を心がければ対策が可能です。汗によるニオイやベタつきは、セルフケアで対処できるため、ポイントを押さえて実践してみましょう。

食生活の改善

辛味や酸味の強い食べ物は交感神経を刺激して発汗を誘発するため、過剰摂取には注意が必要です。カフェインも同様に交感神経を活性化させるため、カフェインレス飲料を選ぶとよいでしょう。規則正しく、栄養バランスの取れた食事を心がけてください。

リラックスタイムの確保

ストレスが多汗につながるケースがあるため、リラックスできる時間を意識的に作りましょう。ヨガや瞑想・趣味の時間を設けると、心と体をリフレッシュできます。

生活習慣の見直し

適度な飲酒・禁煙・そして十分な睡眠時間を確保するなど、規則正しい生活を心がけると、交感神経の興奮が抑えられ、過剰な発汗を抑制できます。反対に、飲み過ぎや喫煙・睡眠不足はストレスの原因となり、発汗を促すので控えましょう。

汗のニオイやベタつき対策

入浴時には、ニオイやベタつきが気になるワキや足・頭を念入りに洗いましょう。制汗スプレーや汗拭きシートを使用するのも効果的です。わきがでお悩みの方は、汗をかいても取れにくいわきが専用クリームを使用するとよいでしょう。
衣服や靴のニオイケアも大切です。こまめに洗濯をしたり、靴の中敷きを定期的に交換したりして、清潔に保ちましょう。

 

ハピネスダイレクトのおすすめ汗エチケットアイテム5選(医薬部外品)

夏も冬も、汗やニオイに悩む方に朗報!ハピネスダイレクトでは、最先端技術を駆使した制汗・デオドラント製品が勢揃い。汗との戦いに自信と快適さをもたらす、おすすめアイテムを5つピックアップしてご紹介します。

デオナチュレ さらさらクリーム 45g 【医薬部外品】

デオナチュレ さらさらクリーム

さらさらが一日中続く、わきがも防げる直ヌリクリーム
7年間連続売上No1(※)!不動の人気を誇る、直ヌリ制汗デオドラントブランド『防臭力のデオナチュレ』シリーズの新アイテム。無香料のクリームは、指で直接塗れるため、広がりやすさがバツグン。微粒子化した「焼ミョウバン」が肌にぴったり密着し、汗と嫌なニオイを元からブロックします。さらに、低温焼成酸化Znを基剤にしたベタつき防止成分を配合しているため、塗った瞬間からさらさら肌へ。わきがも防げる薬用なので、日常のケアに取り入れれば、汗やニオイを気にせず心地よく過ごせます。
※インテージSRI 2013年5月から2022年5月 ソフトストーンW(販売名:デオナチュレソフトストーンEX)累計販売金額。
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デオナチュレ さらさらデオドラントパウダー 15g 【医薬部外品】

デオナチュレ さらさらデオドラントパウダー

ボディのベタつきやニオイが気になる方に!制汗・防臭デオドラントパウダー
肌の上ですーっとのびる微粒子が肌にしっかり密着。汗を抑えてニオイも防ぐ「焼ミョウバン」と、汗・皮脂吸着パウダー(※)のダブルアプローチで、朝から夜までベタつかず、さらさら感が長持ち。
肌への優しさを追及して無着色・アルコールフリーにこだわり、パフは肌当たりが滑らかなマイクロファイバー生地を採用。ベタつきやすい胸元や太ももの裏・首筋のケアにおすすめのアイテムです。
※無水ケイ酸(基剤)、ケイ酸Ca(基剤)
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デオナチュレ ソフトストーンW 20g 【医薬部外品】

デオナチュレ ソフトストーンW 20g

ワキの汗とニオイを防いで一日中爽快!手軽にサッと塗れる直ヌリスティック
ワキの汗やニオイが気になる方に朗報!朝のひと塗りで、一日中爽快でいられる優れものです。6年間にわたり売上No.1(※)を誇る人気アイテムが、防臭効果とさらさら感をパワーアップしてリニューアル。ワキの汗とニオイを元から防ぎ、朝から夜まで安心して過ごせます。敏感な肌にも優しい無香料・無着色・アルコールフリー設計。コンパクトなので、お泊りや旅行先にも気軽に持ち運びできますよ。さぁ、あなたもワキの汗を気にせず、爽やかな毎日へ。
※インテージSRI 2013年5月から2019年6月 ソフトストーンW(販売名:デオナチュレソフトストーンEX)累計販売金額
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デオナチュレ 男足指さらさらクリーム 30g 【医薬部外品】

デオナチュレ 男足指さらさらクリーム

ムレとニオイを一掃!男のための足用デオドラントクリーム
男性の足特有の汗や、ムレ・不快なニオイを徹底的にガードする専用クリームです。汗とニオイを抑える有効成分『焼ミョウバン』を微細化してたっぷり配合。足指の間や足裏に直接塗り込めば、肌にしっかり密着して朝から夜までさらさら感をキープします。
さらに、天然アルム石を配合し、無着色・無香料で、敏感な肌にも優しい設計。毎朝の習慣に取り入れれば、昼休憩やお家デートも、もう心配無用。一日中続く快適な足元で、自信あふれる日々を送りませんか?
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ギャツビー バイオコアデオドラント ボディペーパー 無香性 30枚入 【医薬部外品】

ギャツビー バイオコアデオドラント ボディペーパー 無香性

1枚で全身サッパリ!驚異的な殺菌力で「汗・皮脂・汚れ」を根こそぎ除去する男性用無香性ボディペーパー
男性用ボディペーパーブランドでお馴染みのギャッツビーが、殺菌成分シリーズ史上最高量
の殺菌成分(※1)を配合した自信作。一拭きすれば、長時間にわたってニオイを防ぎます。ボタニカル繊維100%(※2)の厚手メッシュシートは、プラスチック繊維ゼロの上質な生地を採用。ゴシゴシ感が心地よく、汗や汚れをしっかり絡め取るため、一瞬でさらさらと爽快な肌へ。パラベンフリー・無香性タイプで、使用場面を選びません。
※1 イソプロピルメチルフェノール配合量のシリーズ比
※2 コットン及びパルプ
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自信を育む汗ケアで快適生活はじめませんか?

汗は、体を守る大切な生体防御システムです。しかし、大量な汗が原因で人間関係をうまく形成できなかったり、精神的な苦痛を伴ったりするケースもあります。悩みがある方は、汗を根本的にかかなくする治療方法が確立されているため、一度医療機関に相談してみるとよいでしょう。
一方、暑さや運動による汗は、体温調節機能が正常に働いている証拠です。新陳代謝がよく健康的ともいえます。とはいえ、ベタつきやニオイは気になりますよね。ベタつきを抑えるには、汗を吸着したり、汗腺の出口を縮めて汗を出にくくする成分が含まれた制汗剤を使用したりすればケアできます。ニオイケアには、雑菌の繁殖を抑える殺菌成分や、脱臭成分が含まれているデオドラント製品が効果的です。年々進化している汗ケアアイテムを上手に活用して、快適な毎日を手に入れませんか?

  • 高村 恵美

    管理栄養士ライター高村恵美

    12年間管理栄養士として病院などに勤務。家族にいつでも"おかえり"が言えるようライターへ転身後は、忙しいひと・働くひとに寄り添うレシピの提供や、健康コラムを数多く執筆。
    自分も同じ立場だからこそ「仕事と家庭の両立に悩む女性を応援したい」気持ちが高まり、悩めるママに向けたコラム執筆も行っている。