二日酔いとは？

二日酔いは、お酒の飲み過ぎで起こる不快な症状です。実は、詳しいメカニズムは解明されていません。飲みすぎを避け、アルコールとうまく付き合うのが大事です。症状や現在考えられている原因を解説します。

二日酔いの症状

おもな症状は、胃のむかつきやはきけ、嘔吐、頭痛などです。二日酔いの症状や程度は個人差があり、年齢や性別、体質によっても、受ける影響が異なります。

二日酔いの原因

二日酔いの原因は諸説あります。よく知られているのは、アルコール代謝の過程で発生する「アセトアルデヒド」の影響です。
アルコールは体内に入ると胃と小腸から吸収され、全身に行き渡る。肝臓に運ばれたアルコールは、アセトアルデヒドを経て酢酸に代謝されます。さらに酢酸は血液によって全身を巡り、水と二酸化炭素に分解され、体外に排出されるのが一連の過程です。しかし、飲み過ぎると代謝が間に合わず、アセトアルデヒドは体内に残ります。すると、胃のむかつきやはきけといった「二日酔い」の症状をもたらすのです。

アルコールによる健康への影響

お酒は適量であれば、心身へよい影響を与えるとされています。しかし、長期間の大量飲酒は、さまざまな健康リスクがあり、注意しなければなりません。なかでも肝臓への影響が高頻度で見られ、脂肪肝や肝炎のリスクが高まります。お酒を飲む習慣がある人は、定期的に肝機能検査を受けるようにしましょう。

キャベジンコーワシリーズが二日酔いに効く理由

キャベジンコーワシリーズは「二日酔い・悪酔いのむかつき」の効能を持ち、消化器系の状態を整え、胃の不快感やはきけを緩和する成分が多く配合されています。とくに、健胃生薬を配合している点が、キャベジンコーワシリーズの特徴です。健胃生薬は胃の機能を促進し、胃を元気にしてくれます。またキャベジンコーワシリーズは、粉薬以外にも錠剤タイプや液体タイプもあり、目的やシーンに合わせて選べるのも魅力です。

キャベジンコーワシリーズのご紹介

興和では現在、キャベジンコーワα、新キャベコーワ2、液キャベコーワシリーズの3タイプを展開中です。はきけ（むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔いのむかつき、嘔気、悪心）をはじめ、食べ過ぎ・飲み過ぎに効果を発揮します。悩みや症状に合わせてキャベジンコーワをお選びください。

「弱ってきた胃の働きを取り戻していく」キャベジンコーワαプラスとキャベジンコーワα顆粒第2類医薬品

キャベジンコーワαプラスは、弱った胃を元気に動かし、正常な胃の働きを取り戻していくお薬です。
キャベツの絞り汁から発見された胃粘膜修復成分MMSC※を配合し、荒れて痛んだ胃粘膜を修復。制酸剤の働きにより、過剰な胃酸分泌を抑え、胃酸による刺激から胃を守ります。また、弱った胃の働きを元気にする生薬コウボクやソヨウ、リパーゼAP12なども同時配合。キャベジンコーワαプラス（錠剤タイプ）とキャベジンコーワα顆粒（顆粒タイプ）から、自分に合ったタイプを選びましょう。
※メチルメチオニンスルホニウムクロリド

キャベジンコーワαプラス第2類医薬品

効果・効能
胃部不快感、胃弱、もたれ、胃痛、食べ過ぎ、飲み過ぎ、胸やけ、はきけ（むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔いのむかつき、嘔気、悪心）、嘔吐、食欲不振、消化不良、胃酸過多、げっぷ、胸つかえ、消化促進、胃部・腹部膨満感、胃重

用法・用量
下記の量を毎食後水又は温湯で服用してください。

• ＜用法・用量に関連する注意＞
• （1）用法・用量を厳守してください。
• （2）小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

キャベジンコーワα顆粒第2類医薬品

効果・効能
胃部不快感、胃弱、もたれ、胃痛、食べ過ぎ、飲み過ぎ、胸やけ、はきけ（むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔いのむかつき、嘔気、悪心）、嘔吐、食欲不振、消化不良、胃酸過多、げっぷ、胸つかえ、消化促進、胃部・腹部膨満感、胃重

用法・用量
下記の量を毎食後水又は温湯で服用してください。

• ＜用法・用量に関連する注意＞
• （1）用法・用量を厳守してください。
• （2）小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

「胃の調子が悪いとき、食前に飲むと胃の働きをよくしてくれる」新キャベ2コーワ第2類医薬品

新キャベ2コーワは、食前胃腸薬です。胃の調子が悪いときに食前に飲むと弱っている胃の壁に保護膜をつくりながら、事前に胃の働きをよくしておいてくれます。もたれ、ムカムカが抑えられ食べられるようになります。
ウイキョウ末やウコン末といった芳香性健胃生薬は、弱った胃の働きを元気にしてくれるでしょう。制酸成分は、出過ぎた胃酸を抑え、胃粘膜を保護してくれます。飲みやすい顆粒剤で、持ち運びに便利な2連包となっているので、外出時も便利です。

効果・効能
もたれ・胃部・腹部膨満感、胃部不快感、食欲不振、消化不良、胃弱、胃重、胃痛、飲み過ぎ、食べ過ぎ、胃酸過多、胸やけ、げっぷ、胸つかえ、はきけ（二日酔・悪酔のむかつき、胃のむかつき、むかつき、嘔気、悪心）、嘔吐

用法・用量
下記の量を毎食前に水又は温湯で服用してください。

• ＜用法・用量に関連する注意＞
• （1）用法・用量を厳守してください。
• （2）小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

「シーンで選べるラインナップ」液キャベコーワシリーズ

液キャベコーワシリーズは、胃の不快感を緩和する液体タイプの胃腸薬です。シーンで選べる4タイプがあります。特徴をそれぞれ見てきましょう。

液キャベコーワ第2類医薬品

液キャベコーワには6つの健胃生薬が配合されており、胃の働きを活発にしてくれるのが特徴です。ウルソデオキシコール酸は脂肪の消化吸収を助ける働きがあり、カンゾウエキス末は胃粘膜を修復する効果が期待できます。

効能・効果
もたれ、はきけ（二日酔・悪酔いのむかつき、むかつき、胃のむかつき、嘔気、悪心）、嘔吐、飲み過ぎ、食べ過ぎ、胃部・腹部膨満感、消化不良、胸やけ、胸つかえ、食欲不振、胃弱

• 用法・用量
• 成人（15歳以上）1日1回、1本を服用してください。
• ・ 用法・用量を厳守してください。
• ・ 懸濁内服液なので服用の際、瓶をよく振ってください。

液キャベコーワG第2類医薬品

液キャベコーワGは、二日酔いなどによる胃の不快症状にしっかり応える処方となっています。胃の不快な症状を抑えるウコン末・ヒハツ末は、エキスを抽出するのではなく、生薬をそのまま粉末にした粉末生薬を配合しているのが特徴です。二日酔いでつらい朝に飲むとよいでしょう。

効能・効果
飲み過ぎ、はきけ（二日酔・悪酔いのむかつき、むかつき、胃のむかつき、嘔気、悪心）、嘔吐、胃痛、消化不良、食欲不振、胃重、もたれ、胃酸過多、げっぷ、胃部不快感、食べ過ぎ、食べ過ぎ、胃部・腹部膨満感、胸やけ、胸つかえ、胃弱

• 用法・用量
• 成人（15歳以上）1日1回、1本を服用してください。
• ・ 用法・用量を厳守してください。
• ・ 懸濁内服液なので服用の際、瓶をよく振ってください。

液キャベコーワL第2類医薬品

液キャベコーワLは、モッコウエキスやチョウジチンキを配合し、胸焼けや胃もたれにとくに効果を発揮します。女性でも飲みやすいグレープフルーツ風味で、仕事中に飲みたい方におすすめです。

効能・効果
食べ過ぎ、飲み過ぎ、もたれ、胸やけ、胸つかえ、消化不良、胃弱、胃部・腹部膨満感、はきけ（二日酔・悪酔いのむかつき、むかつき、胃のむかつき、嘔気、悪心）、嘔吐、食欲不振

• 用法・用量
• 成人（15歳以上）1日1回、1本を服用してください。
• ・ 用法・用量を厳守してください。
• ・ 懸濁内服液なので服用の際、瓶をよく振ってください。

液キャベコーワA指定医薬部外品

液キャベコーワAは、8種類の健胃生薬を配合し、はきけやむかつきを緩和してくれます。コンビニで購入できるため、急な症状で困る場面でも対処できますよ。

効能・効果
食べ過ぎ（過食）又は飲み過ぎ（過飲）による胃部不快感及びはきけ（二日酔・悪酔いのむかつき、むかつき、胃のむかつき、嘔気、悪心）

• 用法・用量
• 成人（15歳以上）1日1回1本を食後又は食間に服用してください。
• ・ 生薬成分配合のため、沈殿を生じることがあります。よく振ってから服用してください。

キャベジンコーワシリーズを服用する際のポイント

用法・用量を守る

添付文書を確認し、用法・用量を守り服用しましょう。飲み忘れがあった場合、次の服用タイミングで2回分飲まないよう注意してくださいね。

適切なタイミングで服用する

胃腸薬は食後に服用する製品と、食前・食間に服用する製品があります。誤ったタイミングで使用すると、効果が得られにくくなる可能性も。以下のタイミングを守るようにしましょう。

• ・ 食前：食事のおよそ30分前
• ・ 食後：食後30分以内
• ・ 食間：前の食事から2～3時間後。食事と食事の間

水または温湯で服用する（液キャベコーワシリーズはそのまま可）

錠剤タイプや顆粒タイプは、コップ1杯程度の水または温湯で飲みましょう。お茶やジュース、牛乳などでは飲まないようにしてください。なお液体タイプの液キャベコーワシリーズは、そのまま服用して問題ありません。

長期連用はしない

2週間程度服用しても症状がよくならないときは服用を中止し、医療機関を受診するようにしましょう。また病気治療中の方は、服用前に医師、薬剤師または登録販売者に確認してください。

進化し続けるキャベジンコーワシリーズ

キャベジンは、1940年にキャベツに含まれるMMSC（メチルメチオニンスルホニウムクロリド）の有効性が確認されたのをきっかけとして、開発が始まりました。興和はMMSCの胃粘膜修復作用に着目し、胃腸薬の開発を進め、1960年に初代「キャベジンコーワ」を発売しています。「キャベジン」のネーミングは「キャベツ-イン（cabbagein）」が語源です。
社会環境や時代のニーズに合わせて製品改良を続けています。これからも皆さまの胃を守り続ける胃腸薬として、変化していくでしょう。