汗が止まらない原因とは?
多汗は、「自律神経の乱れ」「更年期による体の変化」「病気や遺伝的な要因」によって引き起こされると考えられます。激しい運動をしたわけでもなく、気温も高くない状況で異常に汗をかく場合は、いずれかの要因が関係している可能性があるでしょう。それぞれ詳しく見ていきましょう。
自律神経の乱れ
自律神経には交感神経と副交感神経があり、体温や呼吸・心拍といった私たちの生命活動を調整する重要な神経です。交感神経は活動や緊張の場面で働き、副交感神経は休息やリラックスの場面で働きます。両者はバランスを保ちながら、私たちの体をサポートしています。しかし、不規則な生活やストレス過多になると、バランスが乱れ、体に悪影響を及ぼす場合も。汗が止まらない症状は、自律神経の乱れから生じている可能性があります。
更年期による体の変化
更年期とは、閉経前後の5年間を指します。日本人の閉経平均年齢は50.5歳とされており、更年期はおおよそ45~55歳に訪れるのが一般的です。脳の視床下部が、女性ホルモンのエストロゲンを分泌するよう卵巣に指令を出しても、十分に分泌できない状態になってしまいます。すると、心や体にさまざまな変化が起こり、ほてりやのぼせ、異常な発汗を生じる場合があります。
病気や遺伝的な要因
甲状腺の病気や遺伝的な要因によって、汗が多くなるケースもあります。ただし、遺伝との関連についてはまだ明らかにされていません。海外の調査によると、多汗の人の約6割に、家庭内に同じ症状の人がいるとの報告があります。
発汗の種類3つ
発汗には、温熱性発汗と精神性発汗、味覚性発汗の3種類があり、汗をかく状況や汗をかく場所に違いがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
温熱性発汗
温熱性発汗は、暑い環境にいるときや運動をしたとき、発熱時にかく汗です。人間は体温が上昇すると、体温を調整しようとして全身から汗を出します。汗が蒸発するときに生じる「気化熱」で、体温を下げる仕組みです。
精神性発汗
精神性発汗は、過度な緊張やストレスによってかく汗です。「冷や汗をかく」「手に汗握る」といった状況は、精神性発汗と考えられます。主に頭や顔、ワキの下に発汗し、緊張すると汗が止まらないといった状況に陥る人も
味覚性発汗
味覚性発汗は、辛い物を食べたときに頭や頭にかく汗です。トウガラシに含まれるカプサイシンの刺激によって生じます。味覚性発汗は、頭を冷やすための温熱性発汗と考えられているようです。
汗が止まらないときにすぐできる対処法
人前で急に汗をかいたときは、すぐになんとかしたいですよね。ツボ押しや腹式呼吸を行なってみましょう。休憩時間には、汗拭きシートや制汗剤を活用してケアしましょう。
ツボを押す
人の体には、体によいとされているさまざまなツボがあります。ツボを押すだけで汗をかかなくなるわけではありませんが、ストレスや緊張を和らげたり、汗を抑えたりする効果が期待できます。すぐに押せる場所にある、代表的なツボを見ていきましょう。
屋翳(おくえい)
屋翳は、バストトップから3~5cm上にあるツボです。顔の汗やワキ汗を抑える効果があるとされています。人差し指か中指で、気持ちよい程度の力で押しましょう。
大包(だいほう)
大包は、ワキの下の付け根から3cm程度下にあるツボです。反対側の手の指を使い、ツボを刺激するとよいでしょう。
合谷(ごうこく)
合谷は、手の甲側にある親指と人差し指の骨が交差するくぼみにあるツボです。緊張やストレスを和らげたいときに、親指で押してみてください。
腹式呼吸を心がける
緊張する場面では、汗をかきやすくなります。腹式呼吸を取り入れ、気持ちを落ち着かせましょう。まずはゆっくりと3つ数え、口から息を吐き出します。次に同じく3つ数えながら、鼻から息をゆっくり吸い込みましょう。お腹に手を当てて、動きを意識するのがポイントです。5分程度繰り返すと、緊張がほぐれてリラックスできるでしょう。
汗拭きシートや制汗剤を使用する
汗拭きシートを携帯し、汗をかいたら拭き取りましょう。香り付きや無香料、冷感タイプなどさまざまな種類があるので、好みのタイプを揃えておくのがおすすめです。制汗剤を使用する際は、汗を拭き取ってから使用してください。
日常生活でのセルフケア
汗対策は、汗をかいたときに対処するだけでなく、日頃の生活での対策も欠かせません。「運動をして汗腺を働かせる」「入浴して発汗させる」「食べ物を工夫する」などの対策をしましょう。それぞれのポイントを解説します。
運動をして汗腺を働かせる
日頃から適度な運動を心がけ、汗腺を働かせておきましょう。ほどよく汗をかける体づくりをしておくのが大事です。週に2~3回程度のウォーキングから始めてみてください。暑い時期には水分をしっかり補給し、脱水にならないように気をつけましょう。
入浴して発汗させる
浴槽に入り、体を温めるのも効果的です。38℃程度のぬるめのお湯に20分程度つかるようにしましょう。心身にリラックスをもたらすと、自律神経のバランスが整いやすくなります。
食べ物を工夫する
多量の汗は、自律神経の乱れや、更年期によるホルモンバランスの変化が大きな要因です。ストレスによいビタミンCやビタミンE、女性ホルモンと似た働きのあるイソフラボンを含む食品を摂りましょう。
汗ジミが目立たない服を着用する
汗をかいても、汗ジミが目立たない服を着用しましょう。素材は、速乾性の高いポリエステルや麻・シルクがおすすめです。色は、黒や紺・白を選ぶとよいでしょう。綿素材は吸水性や通気性にすぐれていますが、汗ジミになりやすいため着用シーンには注意が必要です。汗取りパッドの使用も、状況に応じて検討してみてください。
医療機関受診の目安
頭や顔から汗が流れ出る、ワキ汗が多量に出る、といった状況で困る場合は、皮膚科の受診を検討しましょう。受診の目安は以下のとおりです。
<皮膚科受診の目安>
- 以下6項目のうち、2項目以上に該当する場合
- ・ 最初に症状が現れたのが25歳以下
- ・ 左右対称に発汗が見られる
- ・ 睡眠中は発汗が止まっている
- ・ 1週間に1回以上、多汗で困る場面がある
- ・ 家族内に同じ症状の人がいる
- ・ 汗の悩みで日常生活に支障をきたしている
ハピネスダイレクトのおすすめ制汗剤&汗拭きシート5選
ハピネスダイレクトでは、制汗剤や汗拭きシートを豊富にご用意しています。暑い季節や、汗が気になるときの頼れる存在です。今回は、人気の5アイテムをご紹介します。
デオナチュレ ソフトストーンW20g医薬部外品
制汗デオドラント『デオナチュレ』シリーズの「デオナチュレソフトストーンW」は、11年間売上げNo.1(※1)。天然アルム石に着目した焼きミョウバン(※2)を配合しており、毛穴を引き締めて汗を抑えてくれます。さらに、抗菌作用によって気になるニオイをブロック。直ヌリタイプで、キャップを取れば簡単に塗れるのも嬉しいポイントです。デオナチュレシリーズで何を使えばよいか迷うときは、定番から試してみるとよいでしょう。
(※1)インテージSRI+制汗剤市場 2013年5月~2024年4月
ソフトストーンW(販売名:デオナチュレソフトストーンEX(リニューアル前処方)・DN薬用スティックFe)累計販売金額
(※2)クリスタルストーンのみ、「ミョウバン」
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デオナチュレ さらさらクリーム45g医薬部外品
さらっとした使用感がお好みの方には「デオナチュレさらさらクリーム」がおすすめです。ベタつき防止成分※配合で、1日さらさら。ワキはもちろん、首や背中までぬれます。朝ぬれば夜まで効果が持続するため、忙しい日も快適に過ごせますよ。
(※)基材:低温焼成酸化Zn
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デオナチュレ さらさらデオドラントパウダー15g医薬部外品
「デオナチュレさらさらデオドラントパウダー」は、パウダータイプの制汗デオドラントです。微粒子化した焼ミョウバンが肌に密着し、汗を抑えます。皮脂吸着パウダー※が汗や皮脂を吸着し、一日中さらさらな状態をキープ。マイクロファイバー生地のパフは、肌当たりが優しくフワフワです。汗が気になる胸の谷間やアンダーバスト、首筋、太もも裏など全身に使えます。
(※)無水ケイ酸(基材)、ケイ酸Ca(基材)
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シーブリーズ フェイス&ボディシートN無香タイプ 30枚入
「シーブリーズフェイス&ボディシートN無香タイプ」は、汗をたくさんかく時期に持ち歩きたい汗拭きシートです。液をたっぷり含んだ大判シートには、メントール成分が含まれており、まるでシャワーを浴びたような爽快感。伸ばしても破れにくいのが特徴です。香りが苦手な方は、無香タイプを選ぶとよいでしょう。
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シーブリーズ フェイス&ボディシートNヴァーベナクールの香り 30枚入
汗や肌の汚れをすっきり拭き取り、爽快感をもたらしてくれるのは、「シーブリーズフェイス&ボディシートNヴァーベナクールの香り」です。レモンをイメージさせる爽やかな香りでリフレッシュ。外出先やスポーツ後、朝起きた後などさまざまなシーンで使えます。夏フェスで友達とシェアするのもおすすめです。
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汗対策は心と体を整えるのが大事!悩んだら医師に相談を
汗は、私たちの体温を調整する重要な働きがあります。しかし、頭や顔から汗が流れたり、ワキ汗が多量に出て止まらなかったりすると困る場面も。焦ると悪循環に陥る可能性があるため、すぐにできるツボ押しや腹式呼吸で心を整えましょう。可能であれば、休憩も取るようにしてください。日頃から運動や入浴で質のよい汗をかくのも大事です。
異常な汗は病気が関係している可能性も考えられます。適切な診断と治療を受ければ改善が期待できるので、気になる症状があるときは一度医師に相談しましょう。
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