セラピストライター白井未奈子
サービス業を10年経験するなかで、リラクゼーション業務に出会い「人を癒す」ことに目覚める。
フリーランスに転向して以降は、ボディートリートメントとフェイシャルエステの知識を活かし、美容・健康系の記事執筆を中心に担当。今は手ではなく、文章で読者にくつろぎとすこやかさを届けることを目指している。
ワキガの原因は「汗」で、とるべき対策は「脇ケア」と「生活習慣の見直し」です。遺伝やホルモンバランスが関係している場合、自力では完全に治せません。ただし、食生活や衛生管理など、不摂生からきているなら、軽減の見込みがあります。まずは、市販の汗拭きシートやデオドラントクリームを使って、清潔を保てるよう心がけてみましょう。食べ物に気を使うと、鉛筆の芯や蒸し肉に似たニオイ軽減にも期待できます。
ワキガの大元となる原因は、アポクリン腺から出る「汗」です。ただし、汗をかくだけでいきなりワキガになるとは考えられません。体質・遺伝といった先天的要因や、生活習慣などの後天的要因が絡み合って起こります。ワキガの原因を詳しくチェックしてみましょう。
ワキガになりやすい主な原因が、遺伝です。アポクリン腺の数や太さは、生まれたときからずっと変わりません。片親のどちらか、もしくは両親ともにワキガならば、さらに確率が高まるといわれています。
ただし、遺伝的に可能性があっても、必ずしもワキガになるとは限りません。汗のケアや生活習慣に気を配っていれば、ワキガにならないケースもあります。
食生活や睡眠、運動といった生活習慣の乱れも、ワキガを引き起こす原因のひとつです。たとえば、揚げ物や肉類など偏った食事は、アポクリン腺から出る汗の成分に影響を与え、ニオイを強くします。また、運動不足で汗をかく機会が減ると、体内の老廃物、すなわちニオイの元が排出されにくくなってしまうのです。
アポクリン腺から出た汗や、汗を吸った衣服を放置すると、菌が繁殖しやすくなりニオイが強くなるので、清潔な状態を保つようにしましょう。
まず、ワキガ臭は一定ではありません。食べ物や運動による汗の量に加え、ホルモンバランスによっても変わります。ワキガの大元となるアポクリン腺は、性ホルモンのバランスに影響を受けながら活動しているためです。
女性・男性ともに、ホルモンバランスの乱れやすくなる時期があります。思春期をはじめ、女性は排卵日付近や更年期以降には、ワキガになる可能性が高まったり、ニオイが強まったりすると覚えておきましょう。また、ホルモンバランス由来の場合、ニオイが一時的であるケースも少なくありません。
ワキガ=メンズに多いイメージですが、遺伝を原因とする発症率に大きな違いはありません。女性はホルモンバランスによるニオイの変化はあるものの、ニオイレベルはメンズの方が高い傾向にあります。つまり多くの女性は、事実はどうであれ、ワキガもしくはワキガのニオイに敏感で、思い悩む人が多いといえるでしょう。
ワキガの原因は、アポクリン腺から出る汗が大元とお伝えしました。ワキガ特有のニオイもまた、汗に原因があります。汗自体は無臭のため、そのままの状態ではほとんどニオイません。しかし、肌には、ワキガ臭の原因菌となる細菌が存在しています。
原因菌によって、アポクリン腺経由の汗に含まれるタンパク質や脂質、アンモニアが分解されると、「蒸し肉っぽい」「鉛筆の芯みたい」といったニオイが出てしまうのです。近年の研究では、「Staphylococcus hominis」と呼ばれるブドウ球菌が、ニオイ物質生成に関与すると明らかにされました。
遺伝や体質が原因のワキガは、自分で完全には治せません。ただし、行動や生活習慣の改善によって、ニオイの軽減・予防は可能です。とくにニオイレベルが低い場合は、気にならない程度まで引き下げられる可能性があるため、今すぐ対策してみましょう。
まず、脇を清潔に保つ行動を心がけてみてください。ワキガのニオイは、脇にあるアポクリン腺から出る汗に含まれる成分が、原因菌によって分解されるのが原因です。入浴やシャワーで汗をこまめにケアすると、ニオイが発生しにくくなります。
外出先では、濡らしたタオルやハンカチ、汗拭きシートのほか、アルコールをしみ込ませたコットンで汗を拭いましょう。乾いたタオルでは水分しか取り除けず、ニオイが残ってしまうため要注意です。
殺菌成分を含む汗拭きシートやアルコール綿なら、ニオイの原因菌や分泌物にしっかり働きかけ、脇を清潔に保てます。制汗スプレーで汗自体を抑えたり、デオドラントクリームでニオイを防いだりするのもおすすめです。
脇を清潔に保ちたいなら、こまめな汗のケアに加え、除毛も検討してみてください。脇毛が生えていると、ニオイの原因菌が繁殖しやすく、毛でニオイが拡散されやすくなります。
ただし、カミソリや毛抜きで肌を傷つけてしまうと、傷口から菌が入りニオイが悪化する可能性もあるため、慎重にケアしましょう。
通気性に配慮するのも、ワキガ臭対策のひとつです。アポクリン腺から出た汗は、服についた状態で放置されると、なおニオイます。汗をかきにくい、もしくはかいてもすぐ乾く服を選ぶと、ニオイをまぬがれるでしょう。
通気性のよい服には、コットン(綿)やリネン、シルク素材があります。ポリエステルやナイロンといった化学繊維の服は、通気性が悪いため避けましょう。また、汗をかいたら取り替えられるよう、着替えを持ち歩くのがベターです。
生活習慣の乱れからくるワキガを対策したいなら、まず食生活を見直してみてください。とくに、ニオイを強くする動物性脂肪分の多い食べ物は減らしましょう。動物性脂肪分の多い食べ物には、揚げ物や脂身の多い肉類、牛乳、チーズが挙げられます。
そもそも日本人はワキガになりにくく、欧米人はワキガが慢性化しているといわれています。理由は、食生活にあるといわれており、昔から日本人が食べてきた和食は、動物性脂肪分が少なくワキガになりにくい食事です。野菜や魚を中心とした和食にシフトしてみましょう。
生活習慣に気を配るなら、休息と運動も意識的に取り入れてみましょう。先述のとおり、疲労やストレス、運動不足はワキガ臭の原因になりやすいです。なかでもストレスは交感神経を優位にし、汗をかきやすい状態にしてしまいます。
適度な休息と運動はリフレッシュにつながり、ストレスによるニオイも防いでくれるでしょう。また、運動後は心地よい疲労感から眠りやすくなり、睡眠不足になりにくくなるのもうれしいポイントです。
ハピネスダイレクトには、脇のお手入れに適したアイテムが揃っています。クリームのベタつきが苦手な方でも使いやすいパウダータイプや、「しっかりとした拭き感」を得られるメンズ向けのアイテムなど、目的に合わせてチョイスしてみてください。
「透明レスタミン石鹸」は、コーワが展開する透明な石鹸です。お肌の清浄・殺菌・消毒を兼ね備える医薬部外品で、体臭や汗臭、にきびを予防します。泡立ちがよく、洗浄力に優れているため、脇をすっきりと洗い上げて清潔感をキープ。使い心地もマイルドなので、デリケートな肌をいたわりつつ洗いたい方にもおすすめです。
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デオナチュレ「さらさらクリーム」は、「ワキガも防げちゃう」と謳う医薬部外品のデオドラントクリーム。気になるところにしっかり塗りこめるクリームタイプで、汗を拭ったあとのニオイケアにぴったりです。ベタつき防止成分が配合されているので、さらっと心地よく仕上げたい方も試してみてください。
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デオナチュレ「男さらさらクリーム」は、「さらさらクリーム」のメンズ用。微細化した有効成分・焼ミョウバンが肌に密着!ニオイを元から防いで汗を抑えます。さらに、ニオイの原因菌を殺菌する有効成分、イソプルビルメチルフェノールが配合されているのもポイント。直塗りでガシガシケアしたい男性に適しています。
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デオナチュレ「さらさらデオドラントパウダー」は、とくに汗や皮脂が気になる方向けのアイテム。粒子が細かいパウダータイプで、長時間ベタつきを防ぐ皮脂吸着パウダーを採用しています。付属のパフは肌あたりがやさしく、刺激を抑えつつケア。1日中さらさら快適に過ごしたい方におすすめです。
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ギャツビー「バイオコアデオドラント ボディペーパー 無香性」は、ボタニカル繊維100%で、拭き心地にも環境にも配慮されたメンズ向け汗拭きシート。独自のメッシュ構造が汚れをしっかり絡め取りつつ、程よいゴシゴシ感を与えてくれます。ニオイケアと使用感、地球へのやさしさも、どれも譲りたくない方は要チェックです。
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入浴・シャワーで脇を清潔に保つためには、脇の洗い方にも注意してみてください。ニオイを取りたいからといって、硬いナイロンタオルでゴシゴシ洗うのは避けるのが無難です。アポクリン腺から出る汗の分解が促されたり、皮膚がより乾燥したり、ニオイを強めてしまいます。
脇を洗う際には、たっぷりの泡を手に取り、やさしくなでるようにしましょう。洗ったあとは、しっかりすすぎ、乾かすのもポイントです。石鹸や湿気が残ってしまうと、雑菌が繁殖して、かえってニオイが悪化しかねません。正しいケアを心がけてみてください。
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