アロマセラピー用のマッサージオイルの作り方
アロマセラピーマッサージでは、マッサージと精油の香りによって、深い精神的リラックス効果を体感できるでしょう。体液の流れを促進しながら、皮膚から精油の成分を体内に浸透させ、アロマセラピーの体への働きかけを実感できます。
精油を使用したアロママッサージ用のオイルは、好みや体調にあわせ選んだ精油を、植物油に混ぜて作ります。
植物の成分が凝縮されている精油は原油のままでは刺激が強く、肌に直接塗布できません。そこで、マッサージオイルとして直接肌に触れても刺激が少ないよう、植物油に希釈して作るのです。
精油だけでなく、肌質や目的に合った植物油を選べば、より高いマッサージ効果が楽しめます。
マッサージオイル作りで準備するアイテム
・精油
・ガラス棒
・植物油
・遮光瓶
・ビーカー
・ラベルシール
アロママッサージ用オイルの作り方
【1】ビーカーで植物油を量ります。
【2】【1】に精油を加えます。
【3】ガラス棒でよく混ぜます。
【4】遮光瓶に移します。日に当たると変質するため、遮光瓶で保管しましょう。
【5】ラベルシールに目的や日付などを書いて、瓶に貼り、完成です。
【6】完成したマッサージオイルの保管期間は2~3週間を目安に使い切りましょう。
自作したアロママッサージ用オイルを使用する際の注意点
マッサージオイルを作ったら、すぐに使いたくなる気持ちをぐっとこらえ、いくつかの注意点の確認や、事前に自身の体質とあったオイルであるかを確認する手順が必要です。
自作したアロママッサージ用オイルを使用する際の注意点1
マッサージオイル作成後のパッチテスト
自作したマッサージオイルを使う前に、必ずパッチテストを行ってください。 使用するマッサージオイルを腕の内側に塗布し、24~48時間置きます。万が一、皮膚にかゆみが出たり赤くなったり異常が生じたら、大量の水で洗い流してください。
自作したアロママッサージ用オイルを使用する際の注意点2
マッサージオイル使用前に確認したい注意事項
マッサージオイルの材料のひとつである精油は、直接肌に塗布してはいけません。必ず植物油で適切な濃度(※)で希釈しての使用が前提です。健康な成人が体に使用する場合は2.5%、顔に使用する場合は1%程度と言われています。 また、マッサージオイルを使用する前に、使用した精油の香りを受け入れられるかも必ず確認しましょう。
マッサージオイル使用前に確認したい注意事項
マッサージオイルの材料のひとつである精油は、直接肌に塗布してはいけません。必ず植物油で適切な濃度(※)で希釈しての使用が前提です。健康な成人が体に使用する場合は2.5%、顔に使用する場合は1%程度と言われています。
また、マッサージオイルを使用する前に、使用した精油の香りを受け入れられるかも必ず確認しましょう。
体調に不安がある方、マタニティ、子どもへの使用には注意が必要
体調に不安がある方、マタニティ、子どもへのアロマセラピーマッサージは、アロマセラピーと精油への専門的な知識や深い理解が必要です。
自己判断でセルフケアを行わないよう注意しましょう。
<アロママッサージオイルの利用に注意が必要な方>
・体調が優れない方や不安がある方
・高齢者、体が衰弱している方
・乳幼児・妊産婦・てんかん、喘息、糖尿病、腎臓病、高血圧
・心臓疾患のある方
・医薬品を常用している方
・免疫障害(アレルギー、リウマチ、HIVなど)のある方
アロマセラピーパーフェクトBOOK(ナツメ社/2016)
アネルズあづさの精油ブレンドバイブル(河出書房新社/2016)
マタニティアロマセラピーコンプリートブック(BABジャパン/2014)
-
最近の投稿
-
コラム
アロマセラピーとは
植物から採取される純粋な精油の香りが人間の嗅覚を通して脳に働きかける作用や、トリートメントで皮膚に吸収される作用により、自然治癒力を高め疲れた心身を癒してくれます。
11/07 2022
-
もっと詳しく
アロマセラピー用のマッサージオイル作りに必要な精油の希釈濃度と計算方法の知識
自分の好みや体調に合わせて、マッサージオイルを作るために不可欠なのが、精油と植物油の比率「希釈濃度」です。適切な希釈濃度や計算方法について、確認しておきましょう。
11/11 2022
-
もっと詳しく
精油と香りの身体への伝わり方
アロマセラピーで用いられる精油は非常に小さな分子構造のため、皮膚の表面である皮脂膜や表皮を通過し、真皮層の中にある血管にまで浸透します。
11/07 2022
はじめての方におすすめ